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くるり~誰が私と恋をした?/完走感想

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どちらかといえば何となく走り抜けました。
今期大流行の記憶喪失ネタとしては、軽い感じの内容でした。
なぜ記憶喪失になったかはあまりはっきり描かれずでしたが
こういうドラマであればそれで良かったと思います。

まあ、生見愛瑠はかわいい。
芝居の上手いとか下手とかは、まあいいかという感じです。
じゃあその分、脚本や演出、脇役が頑張ればいいわけです。
瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥、丸山礼だけで物語が進むと言って良い位。
ともさかりえと片平なぎさが出るとホッとする。

でも途中でリタイアしなかったのは何故なんだろう。

恋愛ものに見えながら、友情ものだったからなのかしら?
ゆるーいサスペンスだったり、お互いがリスペクトし合う会話や言動。
スキだけどスキと言えない感じは見ていて心地よかった。
オジサンにも青春時代があったんだよ!そういうの思い出すんだよ。

なんとなく心地よい関係性を一貫したのはテレビとして良かったのかな。
映画だったらもう少しバキバキしないとダメだと思うけど。
そういう意味で生見愛瑠は映画には向かないだろうな。テレビ向き!

丸山礼は「ワタサバ」から、役者として伸びたと思っていましたが
今回もとてもいい存在感で、ちゃんと役者してたのがとてもよかった。

全編通して唯一泣いたのは肥後さんと片平さんの関係の邂逅。
でも、ここで瀬戸康史が相手だってのは分かっちゃったよね。

このドラマで得をしたのは
片平なぎさと丸山礼のふたりだろうなあ。
あと花屋に来る子役の女の子。
あとめるるとチューした二人は個人的に羨ましいw

「花」と「指輪」という生活必需品じゃないものをテーマにしたことで
もっと深掘りできることがあった気がしますが、それはそれ。

生見愛瑠がいつ役者として爆発するのかが楽しみです。
川口春奈は化けましたからねえ。あーゆーふーになったらいいね。

ではでは。



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