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ポモドーロテクニックでちょっと人生が捗る話

 やっているはずなのに追われている感覚がずっとある。仕事も、家事もなにもかもだ。部屋が汚いから心が荒れるのか、心が荒れるから部屋が汚いのか分からないが、とにかく部屋が汚い。6畳半、足の踏み場がない。

 「片付けよう」と思い立ちつつネットサーフィンをしていると、『ポモドーロテクニック』たるものに出会って、早速やってみることにした。ポモドーロテクニックっていうのは、『25分作業5分休憩』をエンドレスで繰り返す作業方法らしい。人間の集中力ってそもそも何時間も持続しないから、こまめに休憩を挟むことで、永久的に集中して作業ができるんだとか。ほんとかいな。

 とりあえず25分掃除、5分休憩を繰り返してみると、これが意外とよかった。25分は個人的に長かったので途中から20分作業5分休憩に変更して、4回ほど繰り返すと、見違えるほどに部屋が綺麗になった。ベランダには洗濯物がなびき、床が見えている。やる予定のなかったトイレ掃除までやったのだから御の字である。


 このテクニックは、なんだかんだいろんなところで応用できるんじゃないかと個人的には思う。人によって合う合わないはあるだろうけれど。まず思いつくのは仕事。応用してみたことはないが、週明けに実践してみたい。読書なんかにも良い気がするけど、読書は個人的に娯楽のポジションだから、返却期限の差し迫っている図書館の本を集中して読む際なんかに使えそう。かも。

 何よりこのテクニックを使って良かったことは、『なんだかんだできるじゃん自分』っていう謎の有能感が生まれたことだ。自尊心が生まれる。作業が進むこと以上にこのメリットが大きい。あと「もうやりたくないな」って思ったらすぐにやめてる。自分に甘々で生きることを決めたので。激甘である。


 今日はいつもと違って有益なことを人のために書いてみた。いつもは無益なことを自分のために書いているので、たまにはこういうのも良いかな。ポモドーロテクニック、始めるのにお金がいるわけじゃないのでちょっとやってみるか的な感じで一度試してみて欲しい。

 私は読んだことないけど、メンタリストのDaigoさんが著書でこの作業法に触れているんだとか。あまり知らない方だけど本を読むのは好きなので読んでみようかなぁ。

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