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「スマホ脳(前編)」はい、私ですが何か。【10日目】

さとうみです。今風呂を上がってストレッチして、時刻は21時34分。眠い、寝る時間がやってきた。そして外の気温はー2度。春がきたかと思えば、また肌寒い気温となりました。

毎日noteを書くと決めて、はや10日間。

脳内の悪魔の囁き「やめちゃえ!楽しちゃいなYo!」と戦うのは、非常にスリリングな体験です。生活にハリが出ました。

さて、1ヶ月ほど前に「スマホ脳」という本を買いました。理由は、Amazonランキングで1位だったから。しかし、この本を読んで、スマホとの向き合い方をあらためるきっかけになりました。

それくらい衝撃的な本だったのです。確かになんとなくスマホの悪い面は感じていましたが、それ以上に良い面が多数あるのと、とにかくインプットありきの私の今までの概念が覆されました。

と前置きはこれくらいで、ポイントをかいつまんでいきます。

子どもが泣き喚いているけど僕はnoteを書くんだ...。

我が子、もう少し待ってください。

人類はスマホなしで歴史を作ってきた

まず1ページをめくると、見開きで、・・・・・・・だらけ!!ミスプリントかと思いきや、なんと、これは人類20万年の歴史で、・がひとつで1世代とのことです。そうか、これだけの世代が祖先にいて、今の我々はいるんだ。そしてスマホが出てきたのは、・が一つだけ、つまり人類史においては、ほんの一瞬に過ぎないんだという事実をあらためて気付かされました。

ストレス、恐怖、うつの役目

...ここで、子どもに根負けして絵本を3冊読みました。ただ今22時07分。

この章は、人間に備わるHPA系というシステムの話です。これは、人類が現在まで種を保存するために備わった機能の一つで、ストレスを感じる時に働くシステムです。

例えば、道端でヘビを見つけたときに、全身が硬直してしまうのも、この機能の一つです。とはいえ、間違うこともあります。実はホースだったとか。火災報知器的な役割をしてくれるのがこのHPA。

逃走か闘争か。
狩猟採集時代を長く生きてきた人類は、逃げるか、戦うかを常に選択してきました。

このHPA系が働いた時、この2択以上の思考が働かなくなってしまうという特徴があります。

具体的には、食欲、性欲、睡眠欲が減退するといいます。

ところで、スウェーデンでは、約9人に1人がうつ病に傾向にあるそうです。この原因が、長期によるストレスによるもの。

例えば、現代では生きるか死ぬかのシーンはそう多くはありません。ただ、日々の予定をスマホによってやりくりする。LINEに早く返信しないといけない。Facebookの友人の投稿にいいね!をつけないと...など、その要因の一つにスマホもまた関わっているのでしょうね。

スマホはドラッグ

「いいね!をたくさんもらいたい!」という心理的な欲求を巧みに操るSNS、ドーパミン、エンドルフィンを分泌させる仕組みを多数組み込むなど、スマホは現代のドラックや!と作者のアンデシュ・ハンセンさんはいい切っています。

なんと、現代人は1日平均2600回もスマホを触っているというデータがあります。これはびっくら。

この依存データには、Facebookのいいね開発者その人のローゼンスタイン氏自体が、自分のFacebookの運用時間を減らしたという話があるほどです。彼は次の言葉を残しています。

製品を開発するのに最善を尽くすのは当然のことだ。それが思ってもみない悪影響を与える、それに気づいたのは、後になってからだ。

また、スティーブ・ジョブズも我が子にはスマホを触らせないよう徹底した、という話もまた有名ですね。

と今日はこの辺で1500字。
今日のまとめは、ストレスにさらされると、闘争か、逃走かしか思考できなくなる、ということ。視野狭窄に陥っては、最善解の選択も、とりにくくなってしまいます。次回は、後編。スマホが人に及ぼす、更なる影響とは一体。

おやすみなさい。良い一日を。Good Night!Have a Great time.

後編はこちら。


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