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建設業のシンママ、一周遅れの昇格試験記3

現実逃避がスキです。仕事もためててまずいな、試験もあってまたおちるのかな、と諸々しょい込みモード。。ああ息子も何もかも心配だ、と弱肝で朝に起き上がれない事象がつづき、日曜には威勢よくスケジュール化したものの、つい、すきま時間は勉強ではなく、囲碁アプリに手が伸びてしまい、完全逃避していました。

何か取り組むキッカケをつくらねば、と、尊敬する会社の先輩(といっても同級生だった)方に、一周遅れの昇格試験のことをチャットしてみたところ、熱い返信を頂きました。それは、昇格試験に向けた心構えを超えて、働くとはどういうことか、理想と現実とのギャップを埋めるには、どんな工夫がいるか、など、その方の崇高で清々しい考えや道筋そのものが反映されていました。時間を割いて書いてくれたご厚情にじんときました。

加えて、仕事にやりがいがでるとプライベートが充実して、家族との幸せな時間や、趣味に没頭できることで、幸せホルモンがドバーっとでるということも書かれていました。その方の人柄を思うに正直そうなんだろうなぁと思いつつ、狭量なワタシは、離婚のことや朝の重たい状況が頭をよぎり、そういう気持ちに、なってみたいもんだなどと、意味なく比べて、若干落ち込みつつ、何とか家を後にしました。

仕事もそれなりの半端さで家に帰りましたが、眠いのなんの、明日の朝早起きして、やるかなぁ、と先延ばしモードに入っていましたが、私は、発見したのです。どなたかが、スキをつけていてくれて、フォローしてくれたことを。ありがたいことです。ずしんと、じんときました。

で、今、一問、インバスケット演習を書くことができました。まとまらない研究開発課の問題をあげて、課長がとれる8つの対策を書くものです。私にとって、欄を書いて埋められる=ものすごい進歩、な状況です。読み返したら、内容もスケジュールもあいまいで、だいぶ滅茶苦茶でしたが、埋められるようになっただけ、少しは成長しているはずであると、五十路越えでのK点マーク。これも一重にどなたかがスキをつけてくれたおかげです。

世に放つ、Launchする、どこかで誰かがよいと思ってくれている。ちょっと困りながらもくすっと笑える。働く、生きるってそういうことに支えられるのかなぁと思いながら、今日も生きていてめでたし、明日もそう思える日でありたいと思いました。おやすみなさい。

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