難しすぎる三題噺
料理のレシピに「火が通るまで焼く」だの「キツネ色になるまで揚げる」だのという愚にも付かない一文(①)をよく見かける。私はプロの料理研究家の方に言いたい。「それがわからんから検索してるんですよ!」と。あなた方は何のためにそのレシピを書いているのか、と。
かつて私は、カキフライを揚げてはみたものの揚がったかどうか心配でたまらず
カキフライ 揚がったかどうか 確認 方法
と、狂ったように検索した。だが調べども調べども「香ばしく揚がったらOK」だの「キツネ色になるまで揚げる」としか記載されていない。
当然私は引き続き
香ばしい 意味
キツネ色 どんな色
とキーボードを叩いた。
わからない。
追い詰められた私は、こんな危険なものを幼い子どもたちに食べさせるわけにはいかないと、揚げたてのカキフライをゴミ箱に捨ててしまったのだ。揚げたてのカキフライはとてもおいしい。ぜひ子供たちに食べさせたい。そんな思いで揚げたカキフライ。しかし自分がカキにあたって苦しんだことがあったので、子供たちにその思いをさせてはならないと思ったのだ。子ども達をお腹イタタのオエオエピーにさせてはならないと。
あの頃はちょっとどうかしていた。
ごめんよカキフライ。
それからの私は、中まで火が通らなくても食べて平気なものを揚げることでお腹イタタを未然に防ぐことをおぼえた。
素材はおもに“ちくわ”である。あの練り物のちくわ。
ちくわの磯部揚げ。ちくわの肉巻き。チーズちくわフライ。
ちくわはそのまま食べても平気だから衣が生っぽくなくなればそれでOKだ。すごい。すごくすごい食材だ。
ちなみにちくわとかまぼこは素材がほとんど一緒なのに、他人みたいな顔をしていますよね。私は穴のあいた食品が好きなのでちくわ派です(②)。あなたはどっち派?
乳幼児子育て真っ盛りの頃は今よりずっと狂気がかったみたかプリンでしたが、子供たちが育っていくにつれだんだん常人になってきました。そう人生はケセラセラ、どうにかなりました(③)。
私も、カキフライは捨ててしまったけど愛は捨てていない。
ここまで書いて種明かししますと、じつは先ほど
「今日はどんなnote書こうかな」
と声に出してつぶやいたところ、娘からこんなお題が出てしまいました。
①毒舌に始まり、ウケるオリジナルギャグで終わること
②途中でちくわ派かかまぼこ派かの話を入れる
③Mrs. GREEN APPLEの楽曲「ケセラセラ」を思わせる展開にする。
え、難しくない、これ?!
厳しすぎるよね、これ?
しかしみたかプリンは果敢に挑んだ。
②③はきっちりクリアーした。してるか?
①は前半をクリアー。
※すみません、そこまで愚にもつかないと思ってません…。
問題は①の後半だ。それをこれから書きます。オリジナルギャグです。ではどうぞ。
はいっ!
八王子のぉ~~
元気も発掘ぅ~~
ト ロ イ 遺 跡 の しゅりー まん!!
※メロディと振り付けは各自でお願いします。それによってお題のクリアーの可否が判定されます。
▼こちらの記事にもとづいたギャグです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。みたかプリンでした。
おしまい。
あなたのサポート、愛をこめて受け取ります。