マガジンのカバー画像

つまり、佐藤の本棚。

127
今まで読んできた本にまつわる「記憶」の記録です。
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

【85冊目】 佐藤の本棚 「太宰治 葉」

こんにちは、コピーライターの佐藤(さったか)です。この前Y市へ行った時に、古本屋で探していた本を手にいれることができました。店主から「この本の前の持ち主は・・・」と、ちょっとしたエピソードを聞くことができたのもよかったです。古本を購入する楽しさのひとつは「一冊の本にまつわる物語」を受け取り、そしてつないでいくこと、かもしれません。大切にしよう。 さて、100冊を目指して更新中の「佐藤の本棚」も85冊目となりました。今回は、太宰治「葉」を読んで思い出した「小学生の頃の記憶」を

古本を巡る冒険 夏目漱石「切抜帖より」

本棚の中から、装丁が魅力的な書籍を紹介。今回は夏目漱石「切抜帖より(復刻版)」です。ご覧の通り、とてもシンプルな装丁です。上品な佇まいで、それだけでも魅力を感じますが、今回特筆したいのはこのサイズ。 大きさを表すために、近くにあったマッキー(極細)を置いてみました。おおむねイメージしていただけたでしょうか? 片手で持ちやすそうなコンパクトなサイズをしていますね。角の丸みも絶妙です。 実際に持ってみました。やはり片手で開く時にちょうどよいサイズです。表紙も厚みがあるので

【84冊目】 佐藤の本棚「真空溶媒(EINE PHANTASIE IM MORGEN)宮沢賢治」

こんにちは。コピーライターの佐藤(さったか。)です。前々回の記事で「1ヶ月2キロ減量する」と書きました。その後、ジョギングをしたり食事に気をつけたりしたところ、2ヶ月で3キロの減量を実行することができました。 ふふん、まあ、2ヶ月かかったけれど、3キロ落としたから計画通りと言ってもいいだろう、と油断をして過ごしたところ、二週間で1.5キロほど増えてしまいました。「なるほど、これがリバウンドというやつか?」と、また慌てて減量計画を再開することに。いやはや「オレは食っても太