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冬がくるたびに恋しくなる(서울,부산)

12月に入って冬を感じ…るほど寒さを感じないのは、気候変動ってやつのせいなのでしょうか?

noteビギナーのsatossy_です。

冬の過酷さを知らない岡山在住の私。
そんな私が冬という季節を感じ始めると必ず行きたくなる場所がある。

それは『韓国🇰🇷』。

韓国へ行くと言うと、日本の場合、大半が『女性が楽しめる国』なんて思われがち。実際、私自身が定期的に渡韓してる話を友人や取引先の人たちにしても、

『え?男が行ってたのしいの?』

なんて聞かれることもしばしば😅。

まぁ、言いたい事はわかるよ…(いや、わからん)。

私にとって、韓国は『冬を思いっきり堪能できる街』なのだ。

体の芯まで冷える冬の乾いた風に煽られながら、HOTな韓国料理とお酒で身体の中から一気に温まり、食後のクールダウンに氷点下の中アイスコーヒーを飲む。サウナーに負けず劣らずの“ととのう”ためのルーティンだ。

東北・北海道と緯度が近い韓国は、12月後半から2月は平均気温が氷点下という日が多く、その気候に合わせた食文化の宝庫。北海道や北陸にカニを食べに行くのと同じ感覚です。

日本で韓国料理というと『牛焼肉』や『チーズタッカルビ』『チヂミ』などがメジャーとなっていて、かなり日本独特のバイアスがかかった料理が人気な傾向がある。

でも私個人の韓国料理のスタンダードはちょっとズレている。

『豚』と『鍋』。コレにきまり。

8年ほど間、年に数回ソウル・釜山へ渡韓してきた私が、皆さんにオススメしたい料理を少しだけご紹介します。

奨忠洞の족발(チョッパル)

족발(チョッパル)は、豚の豚足料理。東大門市場から南に行った奨忠洞はチョッパル通りとして有名なエリアです。

日本の豚肉と比べてしっかりとした肉質で、丁寧に下処理して香辛料の入ったスープで煮込まれた豚足は、ジューシーかつ弾力もあり、豚肉の旨味が口いっぱいに広がります。焼酎にピッタリ!

大皿でドーン!と提供される山盛りの豚足
豚足はサンチェや葉物で巻いて、味噌とニンニクをつけてひと口で。

韓国の豚肉は、日本で畜産されている豚とは少し違って、イノシシに少し近い品種。そのため、肉の旨味と弾力が圧倒的に違う。
だから韓国でないと味わえないんです。
甘辛く煮てあるので、辛いのが苦手な方にもピッタリ。辛さが欲しい方は輪切りの青唐辛子を入れて食べて欲しい逸品です。

お店によっては下処理や味付けがイマイチなところもあるのですが、グルメな韓国人の友人と色々食べ歩いた中で、このお店がダントツで1番でした✨

お店➡︎ 평안도족발딥(平安道豚足屋)

参照: konest.com

韓国のお袋の味!감자탕(カムジャタン)

8年ほど前に知り合った韓国人の友人と初めてソウルで会った時、

『韓国の家庭的な料理を食べたい』

とリクエストした時に食べさせてもらったのが감자탕(カムジャタン)でした。

カムジャタンは、直訳すると「ジャガイモ鍋」。ゴロッとした大きめにカットされたジャガイモと豚の背骨を煮込んだお鍋。日本でいう「肉じゃが」みたいな感じ。

エゴマの葉もたっぷり入ってるのが良き
スープをたっぷり吸い込んだジャガイモは最高

日本でも食べれる所は増えてきましたが、コレもやはり豚の品種の違いや作り方でスープの味が左右される料理。
だから専門店の味が1番だなぁと食べるたびに感じます。

ジャガイモが溶けたスープにご飯を入れて作るシメの焼き飯が最高なんだけど、ジャガイモたっぷりな分お腹いっぱいになりすぎるのが弱点😅
3人くらいで食べると満喫できるかも。

寒い日にカムジャタンのスープでジワーっと温まっていくのが最高です。

カムジャタンは、家庭料理ということもあり、色々な場所で食べることができます。

カムジャタンのお店は、地元の人に聞いてみよう。

お店はホテルのスタッフさんなどに、「オススメのカムジャタンのお店ありませんか?」と聞くと、その地域のオススメのお店を教えてくれます😁

旅先だからこそ、地元の人との会話で巡り合うモノや場所は、ネットではなかなか見つけれない新しい世界があるはずです⭐️

【おまけ】釜山のオススメのカフェ

そもそも、韓国へ行くキッカケとなったのは、私のやっていたアパレルの仕事にDMをくれた韓国人社長と知り合った事がはじまりでした。
そこからどんどん輪が広がって、ソウルから釜山へと友人の輪が広がっていきました。

そのなかの1人、釜山に住む友人が2022年にカフェをOPENしたと連絡が。
コレは行くしかない!と今年の年明けに、お祝いを兼ねて突撃してきました。

【釜山・カフェ】SMITH’s at HOME

Smith’s at Home

釜山の東側、地下鉄『水営(수영)駅』から徒歩10分ほど。レトロな商店街を抜けた奥にあるセンスの良いカフェ
『Smith’s at Home』。

アパレルショップのモデルや企画をやっていたオーナーKaramが、『僕の部屋に遊びにくる感覚で来て欲しい』というコンセプトでオープン。

オーナーのKaram君

日本のカルチャーが大好きなKaramは、日本でも仕事をしていた事もあり日本語は堪能⭐︎
彼の入れるコーヒーやデザートと共に落ち着いた時間を過ごせます。

私のやってるブランドの手伝いもしてくれるイケメン
店舗や空間の作り方はいい刺激になった
オリジナルのマグカップ。City popな雰囲気が◎

観光エリアから少し離れたローカルスポットで、地元ならではな情報や新しい出会いや発見をするにはオススメです。

Instagramでお店の雰囲気やメニューなど素敵なPOSTをしています。

ガイドマップや日本のサイトでも紹介されていない、サードプレイス的なお店。

釜山行くよって方がいらっしゃれば、ぜひ足を運んでみては?


【MY WORKS】興味持っていただけましたら、こちらも是非ご覧ください。

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