振り付けについての雑感

歌の振り付けには、色々な役割があるのだとあらためて理解出来た。

ライブ時に時には、指揮者となって、時にはリズムにのるために、時にはダンスとしてみせるために、時には所在としてイメージを喚起させるためにある。

これらは、動画だけではなかなか見えない。けれども、ステージでみるとよくわかる。振り付けがダンスになり過ぎてはいけない。歌を歌うグループはダンサーではないからだ。手数が多すぎてもいけない。観客からするとせわしなく見えすぎてしまうのだ。映像だとなんとなく難易度が高めで見栄えが良さそうに見えるが、生ではわかりづらい。

また舞台上でどのように歩くかも大切になってくる。その歌ならその歌の中での必然が重要になってくる。それも振り付けのうちだ。

観客に想起してもらうのか、のってもらうのか、それとも観客を指揮するのか?

これらを上手く組み合わせる必要がある。単にダンスと言う部分も必要になるだろう。歌のストーリー性とも関係した方が良くなることもあるだろう。

最低限を歌が聞こえないと歌詞が聞き取れないと成立しないが。

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