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牛丼チェーンの朝食メニューに関する考察

独身のおじさんにとって朝ごはんに準備をかける余裕はないに等しい。自炊をしない朝ごはんの選択肢といえばコンビニか外食になるのだが、外食のなかでも牛丼チェーン各社は朝食メニューに力を入れている。

あくまでも個人の感想にはなるが、牛丼チェーン各社の朝食メニューについて解説していきたい。

吉野家の朝食メニュー「うまいが高い」

牛丼チェーンのなかで牛丼のクオリティが高い吉野家の朝食メニューのを一言でいうと、「うまいが高い」だ。吉野家の朝食メニューはどのメニューも素晴らしいものだが、多くのメニューの金額がワンコインを超えてしまう。インフレの世の中だが朝食はワンコインに収めたいもの。

焼き魚牛小鉢定食

鮭の焼き魚と牛小鉢がついたメニュー。鮭は皮にほんのり焦げ目がついており、味も申し分ない。鮭と吉野家の牛丼のクオリティを持った牛小鉢があれば、ご飯はあっという間になくなるだろう

焼き魚牛小鉢定食

朝牛セット

牛丼の小盛りに選べる小鉢がついたセット。小盛りは499円だが、プラス約20円で並盛に変更可能。吉野家に来たら朝から牛丼でしょうというときに選ぶメニュー。

松屋の朝食メニュー「メンズの好みをおさえたラインナップ」

ほとんどのメニューがワンコイン内で食べられる松屋。企業努力を感じざる負えません。

メニューのラインナップがおじさんのツボを押さえている。ウインナーと目玉焼きと小鉢がついた「ソーセージエッグ定食」。
鮭と小鉢がついた「焼き魚朝定食」など、和のおかずと洋のおかずが気分によって選べるのがうれしい。

ただ、値段が安いだけあって、ワンオペで提供が遅かったり、吉野家と比べ洗練度が低い調理となっている。

ソーセージエッグ定食

朝に無性に目玉焼きが食べたくなるときがある。そんな要求を満たしてくれるのがソーセージエッグ定食だ。目玉焼きをダブルにしたタブルソーセージエッグ定食という選択肢もある。吉野家にも目玉焼きの朝ご飯メニューはあるが、松屋は焼肉系の定食が多いため鉄板での調理が可能になっている。鉄板で焼いた目玉焼きは美味しいのだ。

ソーセージエッグ定食

すき家の朝食メニュー「バリエーション豊富で優等生な味」

生卵と小鉢がついたシンプルな「たまかけ朝食」や生卵とオクラと鰹節と醤油をご飯にぶっかけて食べる「まぜのっけ朝食」が290円と破格の安さで提供しているのがすき家。さらにソーセージエッグ、焼き鮭、焼き鯖など豊富なメニューも魅力の一つ。

味も申し分ないのだが、吉野家や松屋に比べると飯を食らっているという何かが欠けているように思う。全てがきっちりしすぎている優等生な印象だ。

牛丼屋は会社員のガソリンスタンドだ

ビジネス街の朝の牛丼屋は会社員で賑わっている。気軽に入ることができてスピーディーに朝ご飯がでてきて、お腹を満たすことができる場所だ。朝早くから私たちのために働いていただいている牛丼チェーンの皆さまには感謝しかない。


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