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PTA活動に関する個人的なスタンス

なぜ書くことにしたのか

  • polyfitも本格導入をする小学校が誕生し、導入に関わった方以外は自分と話すことがなく、不安に思う方がいる点を払拭したい

  • PTA活動によくある論点に対して、明確にスタンスを示したい

さて、早速書いていく。

PTAについての基本的な考え方

PTA(Parents Teacher Association)は、無料で長時間利用できる学校を通じて共通の知り合いを作り、情報共有や遊ぶ人の確保などのメリットがあるため、多くの保護者にとってはメリットが大きいと考えています。

お互い助け合うことは営利企業からサービスを受けるよりも安くなることが多いため、個人単位では負担は残りますが利点もあります。

望ましくない場合としては、学校に対してネガティブな感情を持っている人や、公共に出ることが心理的負担がかかりやすい職種の人です。これらの人は、自助の方面に振り切ったほうが良いと考えられます。

こういった両面を捉えていきながら、考えていくべきだと考えます。

PTA活動の将来的なあり方と実装方針

まずは「業務の削減価値の高いもの」から削減することが最優先です。

それ以上の実装方針としては「PTA活動のテンプレートを作りたい」と思っています。具体的には活動の労力を評価し、それを本当に負担するのか?をフラットに判断しながら、毎年見直していくことです。(もちろん、PTA連合会や他校との関わりもある活動は続けなければならないものもありますが)

昨今では共働き世帯が大半となり、多くの保護者は残念ながら時間が限られています。またPTA活動も長い子育ての中で一部に過ぎず、内容について思考する方も多くないと思います。

そういった方向けに活動のテンプレートと評価を弊社で準備し、それを選んでいく世界を作りたいと思います。弊社は名簿収集クラウドソフトを作っているわけではなく、このような選択を可能にする(polynomial fitting)ために活動しています。

卒業式の記念品付与の課題

この課題は、長期にわたって議論されていますが未解決です。個人的には、「PTAメンバーの理解を促す」か「理解が得られない場合には学校を通じた請求」を提言したいと思います。

これは、保護者の意見の違いにより子どもたちに不利益をもたらす可能性があるためです。個人情報の無い保護者に対する資金集めは困難ですが、まずはアプローチする努力をすべきだと考えます。

エントリー制について

日本のボランティア参加水準は、先進国に比べて最低水準であることを考慮することが重要です。エントリー制の根幹である入会及び退会という概念を推しすぎるとPTA役員の数が該当保護者の卒業後に急速に減少することが予想されます。

代わりにコミュニティースクールの制度がありますが、学校協議会に選任される保護者は、地域課題に関心がある人たちであり、PTA特有の多様性は薄いと考えられます。

弊社が目指す、活動テンプレート制は活動自体をテンプレートとし、それを毎年選んでいくことで適切なフォーマットを維持することができると思っています。あくまで大事なのは楽しい活動は維持し、面倒な作業はできるだけ機械(デジタル)にやってもらうことではないでしょうか。



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