極悪非道な世界魂ランプを実戦で使ってみました
世界魂ランプは英語では《事件現場の分析者/Aftermath Analyst》からちなんでアナリスト(Analyst)の名前が冠されているんですね。ちょうど開催中のプロツアーで初めて知りました〜。フィニッシャーである《世界魂の憤怒》ではなくて、デッキのキーカードは《事件現場の分析者》という考えにはとても共感します。ティムールカラーのこのデッキはプロツアーでの使用率が9.2%で第3位、トップ8にもショーン・ゴダード選手が使用して残るなど結果もしっかり出していますね。
そんな中、競技シーンで結果を残しているティムールカラーを離れて《極悪非道の盗人》を採用した黒を含めた4色で世界魂ランプを組もうというのは気が狂ってると自分でも思いますが、「楽しい」は全てを超越するので許してください。とりあえずデッキを組んでみたことを前回記事にしましたので、興味のある方はこちらをどうぞ。
今回は「極悪非道な世界魂ランプ」で三男と組んだカラミティコンボデッキと2回対戦しました。カラミティコンボデッキの詳細はこちらからどうぞ。
1戦目はカラミティコンボの勝利でした。こちらの《復活した精霊信者、ニッサ》などのキーカードを《喉首狙い》で除去されてしまい、こちらが構えていた《喉首狙い》は抜かれて《早駆ける業火、カラミティ》と《峰の恐怖》のコンボを決められて、あっさり轢き殺されてしまいました。
1戦目からの学びは、《極悪非道の盗人》と《記憶の氾濫》がそれぞれダブルシンボルのカードで、世界魂ランプのように基本土地で色マナを出すデッキでは序盤にこれらのカードが揃って手札にくるとどちらかはすぐに使えずに腐ってしまう傾向にあるということでした。《記憶の氾濫》のように手札が増えたり、墓地からフラッシュバックでプレイすることはできませんが、《泥沼の略奪》はデッキトップから見れる枚数も多く、2マナと軽いので《記憶の氾濫》と差し替えるのは良さそうです。
2戦目も三男からすればいい感じに盤面をコントロールできている状態で対戦が進んでいきました。私の手札にあった除去カードを抜いたり、カラミティコンボを決めたりとデッキの強みが出ていました。私は《強靭の徳目》を貼って粘りながら、ライフを回復しまくってコンボを凌ぐことができました。
《押し出し / 引き抜き》で墓地からカラミティコンボを決められてもライフ5で生き残ったので、返しのターンで《極悪非道の盗人》をX21で唱えて相手のデッキから《押し出し / 引き抜き》をパクって使い、その対象は相手の墓地にある《早駆ける業火、カラミティ》と《峰の恐怖》を選択。こっちがカラミティコンボを決めてやりました!まさに極悪非道。このデッキでやりたいことができたので、これは気持ちのいい勝利となリました。とっても気分がいいです。
ということで、ちょっとだけデッキリストを更新しました。《記憶の氾濫》を抜いて、替わりに《泥沼の略奪》を入れました。それに伴って島の枚数を2枚に減らして、替わりに沼を5枚に増やしました。次に検討しなくてはいけないのが、4マナの《記憶の氾濫》を抜いて2マナの《泥沼の略奪》を入れたことによって《間の悪い爆発》を全体除去として強く使えないケースが増える可能性です。替わりに《兄弟仲の終焉》や《危難の道》に差し替えることも考えたのですが、どちらもダブルシンボルで使いづらそうなので、一旦はそのまま《間の悪い爆発》で行こうと思います。
それでは皆さん、引き続き良いマジックライフを〜。
デッキリスト
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