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パイオニアでちゃんと勝てるチャンドラ バーンを組みたいと思います その14

4月29日に参加した開封杯で次男のチャンドラ・バーンは一部の方に認知いただくことができ、そのこだわりと情熱を開封大好きよしひろさんや対戦相手の方に褒めていただいたので、続けて頑張ってチャンドラ・バーンを使っていこうと次男も意気込んでいます。開封杯ではカジュアルに話す雰囲気があり、次男が対戦いただいた方々からチャンドラ・バーンの改善提案をいただきました。いただいた提案は大きく下記の3つです。

  • チャンドラの枚数を減らして除去などのカードに差し替える

  • ウラブラスクの溶鉱炉》を採用する

  • キーワード能力「増殖」を持つカードを採用する

一旦は今のデッキの形で次男も使っていきたいと考えているのですが、せっかくいただいたアイデアなので検討していき、今後の対戦の状況や新カード収録にあわせて採用を決定していきたいと思います。ちなみに開封杯に参加した時のデッキリストはこちらの記事から確認いただけます。

今回、メインで検討するのは「増殖」を持つカードで採用できそうなものがあるか?という点です。早速、パイオニアで使用可能なカードで増殖を持つカードを調べてみました。色としてすんなりデッキに入る可能性がある赤と無色のカードは3枚しかありませんでした。

騒音の悪獣》は1マナと軽いのですが、アタックしてプレーヤーにダメージを与えた場合に生け贄に捧げることで増殖1を行うというお膳立てが必要すぎます。序盤に引いた時に除去のように使えるという良さはあるものの、中盤以降に引いてきた時には増殖のリソースとして使用することも、アタッカーとしての圧力もないので使いづらそうです。《電位の負荷》は3マナ3点火力に増殖1がついています。インスタントなので構えながらタイミングを見計らって撃つことができるのは強みですが、チャンドラが並んだ中盤以降に3マナで火力を構えるメリットは少なく、能動的に使いづらい印象です。《ウラブラスクの溶鉱炉》と一緒に増殖カードを採用するのであれば、なおさら構える意味がない感じですね。《完全化の杖》は他の2枚と比べると可能性を感じます。3点ライフ支払いは痛いですが、タップで増殖できることと、繰り返し使用できるのはかなりのメリットです。ドローなど、他のオプションがあるのも悪くありません。やはり一番のネックはライフ支払いが痛すぎるというところでしょうかね。

できれば繰り返し使えて、コストも軽いというのが理想ですが、赤と無色にそれは期待できなさそうです。増殖は基本的に青、緑、黒に割り振られたキーワード能力なので仕方ないですね。色を1色足すとすると、青で2マナクリーチャーの《かき鳴らし鳥》は採用を検討できるかもしれません。《かき鳴らし鳥》がプレイヤーに戦闘ダメージを与えると増殖1を行います。飛行を持っているので、プレイヤーへのダメージを継続的に与えられる可能性があります。そしてショーケース版がカッコ良いというのも好評価です。

問題は赤の色拘束が強いチャンドラ・バーンデッキで色事故が起きやすくなるというデメリットを超えてまで青を足すメリットが《かき鳴らし鳥》にあるか?という点ですね。青を足す場合には安定してアンタップインできる可能性の高いショックランドの《蒸気孔》とチェックランドの《硫黄の滝》、ダメージランド《シヴの浅瀬》あたりの採用になりそうです。青を採用するとサイドボードに採用している黒赤の《敵対するもの、オブ・ニクシリス》も外す必要が出てきてしまうのが頭の痛いところではあります。替わりに採用したい赤単色または赤青のプレインズウォーカーも候補がいないのもキツいところですね。

ということで、増殖は《完全化の杖》が若干可能性がある程度という結論です。6マナチャンドラを減らして除去枚数を1〜2枚増やしたり、《ウラブラスクの溶鉱炉》はサイドボードに入れてみたりはできそうなので、プレイしながら試していこうと思います。
皆さんも良いマジックライフを〜。

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

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