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【MTGスタンダード】宝物ギレッドデッキでFNM対戦

スタンダードで面白デッキを組みたいということで始めた《荒野の鏡、ギレッド》と《財宝使い、マグダ》を中心に据えたトークンデッキを息子たちにも協力してもらって調整を続けてきました。最後の調整となった次男の悪事伝説人間デッキとの対戦はこちらの記事からどうぞ。

ということでついに実践投入の日がやってきました。地元のフライデー・ナイト・マジックに持ち込んでの対戦です。今回は8名の参加者でスイスドロー3回戦です。ちなみに地元では赤単使いのプレイヤーが2名いらっしゃるのに加えて他にもアグロ系が多めの環境ということがわかっているので、前回の記事から少しサイドボードをアグロ対策多めに調整しました。分かりやすいところでは《痛烈な一撃》をサイドに4枚も採用しています。なんならメインから2枚くらいは《痛烈な一撃》を入れてしまおうかなとまで考えたのですが、流石にそれはやめておきました。

1回戦の相手はグリクシスリアニメイトでした。先攻で《財宝使い、マグダ》が速攻で除去されてしまったものの、3ターン目に《ウラブラスクの溶鉱炉》を置いて4ターン目に《荒野の鏡、ギレッド》が無事に着地。戦闘開始時に溶鉱炉から出てきたトークンをギレッドの能力でコピーをすることで、盤面に毎ターン、クリーチャーを増やし続けて圧力をかけることができていたのですが、墓地から《原初の征服者、エターリ》が出てきて、相手のデッキとこちらのデッキの両方で除去がめくれて盤面を更地にされてしまいました。こちらも《失せろ》でエターリを除去できたので、なんとか溶鉱炉のトークンで押し切って勝利。2戦目も《兄弟仲の終焉》や《死体の爆発》で全体除去をくらいながらも、根気よく宝物を貯めて、マグダの能力で宝物から蠍・ドラゴン・トークンを生成して飛行でギリギリ殴り勝ちできました。結果は2-0だったものの、0-2になってもおかしくなかった対戦でした。

2回戦は赤単が相手でした。後攻では速度についていけず、ブロッカーを立てようとしても火力除去の的になってあっさりと轢き殺されてしまいました。2戦目は《痛烈な一撃》を4枚サイドインして臨みましたが、相手の盤面に《ウラブラスクの溶鉱炉》が3枚並んでなす術もなく…0-2という結果となってしまいました。本当にあっという間の敗北でした。なんならカードをプレイしている時間より、対戦相手がこちらのカードの効果を確認している時間の方が長かったですね(泣)。赤単の対策カードで除去+ライフゲインの《痛烈な一撃》があればなんとか間に合わせられると考えていたのですが、溶鉱炉を想定しての対策カードがなかったのは明確な敗因でした。実際にアーティファクトに対処できるカードはメイン・サイド合わせても《耐え抜くもの、母聖樹》1枚だけでした。エンチャントに対応できるカードは結構あったんですけどね…。

3回戦も赤単が相手でした。2回戦の赤単は除去が多めでしたが、3戦目の赤単は《精鋭射手団の目立ちたがり》を採用したガッツリアグロでした。後手スタートでしたが、除去の多い手札だったので、相手のクリーチャーを減らしながら無難な進行をしていると、相手が土地を多めに引いてくる展開になって勝つことができました。2戦目は赤単側がクリーチャーを大量に展開する状況になり、ライフを詰められてこれはもう負けたかなと思ったのですが、5ターン目にアンタップイン土地をデッキトップから引いて、そのままセット。手札から《落星の学者、ロクサーヌ》を出して、誘発で生成された隕石・トークンで《フェニックスの雛》を除去、隕石・トークンをギレッドでコピーして《シヴの壊滅者》を除去。その後は《威厳あるバニコーン》をブロッカーとして立てて相手の動きを封じながら、継続的に隕石を降らせての逆転勝利。このマッチは2-0という結果になりました。

最終的には2勝1敗でイベントを勝ち越すことができました。それなりに戦える実感が持てたのは収穫でした。ただ、実戦で使ってみて感じたのは1マナ域に何かしらのアクションがほしいと思って2枚だけ採用している《黄金犬》は活躍の機会はかなり限られていて、強く使えるケースがほとんどないということです。リストラして、替わりに《砂嵐の回収者》を増やすのが良さそうです。ロクサーヌもかなり強い動きができるので、現在の1枚から2枚に増やしたいと思います。また、《稲妻の一撃》は色拘束はキツくなりますが、メインからアグロ対策ができるというメリットを強くみて《稲妻のらせん》に差し替えました。溶鉱炉にいいようにやられてしまったので、その対策として《聖戦士の奇襲兵》をサイドボードに採用したいと思います。クリーチャーなので《慈悲無き者、ナヒリ》で墓地から使いまわせるのも強みになりそうですし、溶鉱炉だけでなく《身代わり合成機》もある環境なので使える場面はそれなりにありそうです。ということで調整したデッキリストがこちらです。

しっかりと戦える面白デッキは最高ですね。使っててとても楽しいです。よろしければ使ってみてください。
皆さんも楽しいマジックライフを〜。

※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。©Wizards of the Coast LLC.

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