ふるやさとし

元建築学生。現グッチーズ教頭。ムービーにまつわるホットサンドとマヨネーズを売ってます。

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マガジン

  • 未来の映画上映者のために語り継ぐべき事件簿

最近の記事

「本と音楽の映画祭」の通知表〜未来の上映者のための収支報告と所感〜

日本未公開でソフト化もされておらず、いままで容易に見ることができなかった作品がインターネット環境さえあれば日本全国どこでも見ることが可能な配信である期間ご覧いただける。そんなナイスなイベントがあったとしよう。 さてでは、みなさんはこのイベント配信、どのくらい見られるとお思いでしょうか? 例えば(東京の)映画館で上映した場合、100人に来てもらえる映画『100人』という映画を配信したとする。 すると日本には一都一道二府四十三県、つまり47都道府県あるのだから、単純計算で「10

    • 『ワザリング・ハイツ 〜嵐が丘〜』Original Directors ratioの謎 〜未来の上映者のために語り継ぐべき事件簿②〜

      一山越えて、もう安心だと気を緩めたその時が一番あぶないとはよく言ったものだ。この言葉、誰が言ったか知らないのだが、最初に言った人はかなり偉い。偉いというか、大変だったんだろうなあ、と思う。 自主映画配給において、一山越えの瞬間とはいつ・何処のことを指すのだろう。人によっては権利元と連絡がついた瞬間かもしれないし、契約書を取り交わした瞬間がそのときだと言う人もいるかもしれない。はたまた金銭のやり取りがなされて初めて一山越えたと考える人もいるだろう。 それらも重要な瞬間であるこ

      • 『悪魔とダニエル・ジョンストン』ロゴ騒動 〜未来の上映者のために語り継ぐべき事件簿〜

        どうもこんにちは。 グッチーズ・フリースクール(日本未公開の映画の上映や配給などを行う団体)のふるやと申します。 このnoteでは、グッチーズ・フリースクールの活動にまつわるなにがしか(といっても概ね騒動・事件・問題といった類のものになるはずです)を日記のように、あるいはメモのように書き残していきたいと思います。そして、二度とこのような悲しい出来事が起こらないよう、戒め/教訓として後世にまで引き継いでいけたらと、そう願っております。「未来の上映者のために語り継ぐべき事件簿」の

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