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初めて女性からCDを借りる

感動とは

 
全身黒の美しい女性は僕にCDをUKロック教育のために貸してくれた。
どれもこれも不可思議なCDジャケットだった。 彼女はごにょごにょとこれは何々系だとか、これはいつのものだとか、僕が知りもしない言葉を沢山と使い。僕はただ聞き流しながら。CDを手に取った。
 
そのリストがこれ。
 
The Smiths - Strangeways Here We Come
https://youtu.be/Slmtn5H4aWI
 
これは...とても衝撃的だった。
The smithsの最後のアルバムというのは後で知ったけれど。後で聴いた他のアルバムとは全然違った。 なんとも不可思議で、抽象的で、
 
掴めないけどそこに存在してる力強さがあった。
 
特に衝撃だったのはこの2曲
 
The Smiths - Death of a Disco Dancer
https://youtu.be/7yR10XZW9hQ
 
不思議な...曲。 
 
地球の割れ目から聴こえるような奇妙な声。 魂に語り掛けるような演奏。
 
The Smiths - Last Night I Dreamt That Somebody Loved Me
https://youtu.be/__PblMAprcA
 
スミスの曲で一番美しい曲だと思う。 
 
曲を聴くのもある意味でスキルが必要であると思う。
「暗い」とか「声が気持ち悪い」とか
そんなことどうでもよかったりする。 曲全体を魂で聴けばいい。
 
固定概念が人間はありすぎるから。単純な音しか聴き取れない。
 
抽象絵画にしてもそう。わからない。のではなくて、
 
魂の耳と目を澄ませばいい。
 
聴いたことも無い音楽を聴くと魂が震える。
 
「なんだこれは???」
 
と混乱と興奮を感じながら思う。 
 
最近の音楽を聴いてて「なんだこれは!!!」っという感動がない。 ビートルズを聴いてた時でもあんな昔の音楽なのに「なんだこれは!!!」ってなる。
 
新しく創造されるもの中に「なんだこれは?」がないのは悲しい。そういうものを創っていきたい。
 
それは奇妙で、不可解で、心地良くて、感動的なもの。

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