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3対2の練習ドリルも好き

 バスケットボールのコーチングにおいて、3対2の練習ドリルも好んでよく用います。2対1の練習ドリルと同様に、プレイヤーに最も取り組ませたい練習の一つです。

3対2の練習ドリルが好きな理由

1.練習効果が高い
2.練習方法がシンプル
3.パッシングゲームへの発展性

4.多様な状況を設定できる

2対1の練習ドリルであげた以上4点については、3対2の練習ドリルにおいても同様です。オフェンスプレーヤーが3人になることで、次のパスの展開がリターンパスになるのか、3人目のプレーヤーへのパスになるのかという状況判断が加わり、さらにパッシングスキルが磨かれます。また、ドリブルを用いる際のスペースの捉え方も複雑になります。
2対1に比べ、単純にプレーヤーの数が増えるので、オフェンスもディフェンスもさらに多様な状況設定が可能となり、それらはよりゲームライクで実践的な練習となります。

また、3対2の練習ドリルを好む理由として補足しておきたいのは以下の項目についてです。

5.コストパフォーマンスが高い
2対1では一度に練習を行うプレーヤーが3人だったのに対して、3対2では一度に5人のプレーヤーが同時に練習を行うことができます。したがって、チーム練習の際に同じコートで同じ時間の練習を行えば、3対2の方がより練習効率が高まります。

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