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鬼滅の刃刀鍛冶の里のモデル

鬼滅の刃刀鍛冶の里のモデル

鬼滅の刃に出てくる刀鍛冶の里には実在のモデルがあるようだ。諸説あるが、そのうちのひとつが岡山県の瀬戸内市にある備前長船だ。実際に鎌倉時代から日本刀の産地として知られている。刀工史跡も残っていたりする。

備前長船産の刀は海外にも渡っていて、知られているのはアイルランドの劇作家、詩人のイエィツの逸話。日本人の佐藤醇造との会談を通して、備前長船元重の短刀を贈られている。イエィツは元重(もとしげ)をモンタシギという響きに聞いたようで、詩の中にもモンタシギを登場させている。備前長船の刀に古くなっても鋭利さを失わない姿に象徴的な何かを見出したらしい。

イエィツの宗教観は複雑で、一言では表現できないが、少なくとも家族にアイルランド国教会の牧師がいたことは確かだ。鬼滅の刃に影響を与えた岡山の土地が、アイルランドの作家にまで影響を与えた世界的広がりがあるという話でした。


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