ギターの音作りに関して 47 届ける
日頃いい音で演奏しようという心がけはとても大切ですし、とてもいいことです。 しかし、中には勿体無いことをしている人も多い。
『届けようとしない』。 そう、いい音で演奏しようとしているだけで、届けようとしないのだ。 会場にいる人。客だろうがスタッフだろうが関係ない。そこ場にいる人全員に届けるべきなのだ。
届いていない人は、自分もしくはその時のアンサンブル内で満足してしまっている。 確かにいい音だ。しかし、それは言い方変えると身内同士だけで満足してしまう、正直良くない意識だ。
私のライブでの演奏を観たことある人は知っているかもしれないが、私が楽曲内でソロを弾くと、会場にいるお客さんは必ず拍手をくれる。これは別に私が特別技術的にすごいとか、そういうわけではない。 私は常に人だけではなく、会場の隅々まで音を届ける。というよりは、包み込むように意識して演奏している。それが伝わっているのだ。
そんなに高価な機材を最近は使っていないし、自分の『想い』でいい音を作り、いい音を届け、いい音で包み込んでいるのだ。
やはり最後は気持ちなんです。
Satoshi
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