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バードリスニングって知ってる?:BirdNETを使った新しい楽しみ方

みなさんAI使ってますか?
AI使いサトシです。

みなさんはバードリスニングって知っていましたか?
バードウォッチングは良く聴くと思います。
野鳥を見つけて観察するのがバードウォッチングです。
朝方の湖畔や森の中で息をひそめて野鳥の写真を撮影したり望遠鏡で観察する楽しみ方です。

そして、バードウォンチングはそれから発展させた楽しみ方です。
フィールドに出かけて野鳥の鳴き声を録音して楽しみます。

野鳥が好きな方にとって最高の趣味ですね。

でも最近わたしは野鳥に興味があったわけではありませんがバードリスニングを始めました。
「なぜ、興味の無いバードリスニングを?」
そう思った方にお答えします。

それは、好奇心をくすぐられたからです。
確かに取りに興味が無いのですから野鳥を見ても、鳴き声を聞いても
「フーン・・・」
って感じでした。

でも、あるアプリを手にした瞬間から
「おもしろい!」
そう思っちゃったんですね。

今回は、AIツールを使った新しいバードリスニングの楽しみ方をご紹介します。
AIが新しく作ったバードリスニングの世界を知ってください。
ご興味のある方は是非最後までご覧ください。

AIが作った新しいバードリスニングの楽しみ方

わたしの好奇心を掴んだ新しいアプリは
BirdNET」バードネットです。

BirdNETアプリ

BirdNETの詳細

BirdNETは、鳥の鳴き声を録音して種類を識別できる革新的なスマートフォンアプリです。以下にBirdNETの主な特徴と機能を詳しく説明します。

概要

BirdNETは、コーネル大学鳥類学研究所とケムニッツ工科大学が共同開発した人工知能を活用したアプリケーションです。このアプリは、バードウォッチングを誰にとってもアクセスしやすく教育的な体験にすることを目的としています。

主な機能

AI音声認識スマートフォンのマイクで録音した鳥の鳴き声をAIが解析し、種類を識別します。
1つの音声から複数の鳥の鳴き声を聞き分けて判別することも可能です。

データベースアメリカとヨーロッパで一般的に観察できる野鳥984種類を解析可能です(2021年8月時点)。
鳥の鳴き声の大規模データベースを活用し、常に更新されています。

視覚化ツール録音した音声のスペクトログラムを表示し、ユーザーが特定の範囲を指定して解析できます。
インタラクティブマップで、特定の鳥の鳴き声が検出された場所を確認できます。

教育リソース識別された鳥の種類をタップすると、Wikipediaの該当記事が表示されます。
コーネル大学鳥類学研究所による詳細な鳥の説明や、鳥の姿を動画で確認できます。

使用方法アプリを起動し、鳥の鳴き声を録音します。
録音した音声はサーバーにアップロードされ、AIが解析します。
解析結果として、推定される鳥の種類が表示されます。
表示された鳥の名前をタップすると、詳細情報を確認できます。

科学的貢献

BirdNETは単なる識別ツールではなく、市民科学プロジェクトとしても機能します:ユーザーが録音したデータは、匿名で研究用データベースに追加されます。
これらのデータは、鳥類の個体数や行動パターンの研究に活用されます。

利点と制限

利点
無料で使用可能
高精度の鳥の鳴き声識別
教育的リソースの提供
科学研究への貢献

制限
録音デバイスの品質に依存
インターネット接続が必要
一部の地域ではデータベースが限定的[1]

BirdNETは、テクノロジーを活用して自然とのつながりを促進し、バードウォッチングを参加型の科学活動に変える革新的なツールです。アマチュアからベテランまで、幅広いユーザーに価値ある体験を提供しています。

BirdNETの詳細

わたしが住む場所は里山に囲まれた自然豊かな場所です。
毎日、野鳥の声を聞きながら生活しています。
野鳥の姿や鳴き声は当たり前の日常に組み込まれています。

でも、どんなにたくさんの野鳥の声や姿を眺めたり、聴いたりしても興味はありませんでした。あたりまえの風景としてしか認識がありません。

そんなある日、AIで野鳥の鳴き声だけで鳥の種類が判別できるという記事を見て一気に好奇心が沸き上がりました。

姿が見えない野鳥の鳴き声だけでその野鳥が何の鳥か、どんな姿か、どこに住んでるか、どんな習性があるのか、見えないことを瞬時に見ることができるとしたら、興味がわきませんか?

BirdNETはそれを可能にする、ドラえもんレベルの神アプリだったのです。

通常のバードリスニングでは野鳥の姿を見つけて鳴き声を録音してたのしみます。でもこのアプリを使えば姿の見えない野鳥がさえずる鳴き声を録音するだけでAIが取りの種類を判定して膨大な野鳥の資料から鳥の姿や習性を表示してくれます。

鳴き声だけでその鳥の全てを知ることができます。
そして、その鳥をコレクションできます。
集めた鳥は収集した鳥の一覧として表示されます。

BirdNETの使い方

ここで神アプリBirdNETの使い方をサクッとご紹介します。
使い方というほどでもない簡単な操作で鳴き声の主を見せてくれます。

行程は5ステップです。

  1. アプリを起動する(野鳥の鳴き声を録音

  2. 録音を一時停止して判定したいエリアを選択してAnalyze

  3. 判定野鳥種をクリック

  4. 画面下eBirdを選択(野鳥種の写真、鳴き声、習性などデータ閲覧

野鳥の種類を知るまで2ステップです。
アプリを起動して調べたい鳴き声をAnalyzeする流れです。

①アプリを起動すると録音が始まります

アプリ起動

鳴き声を聴きながらスペクトログラム(声紋)を見ているとどの波形が狙いの野鳥かわかります。
調べたい鳴き声が聞こえてくるまで録音を続けます。

②狙いの野鳥のスペクトログラムを選択

狙いの野鳥の波形を選択

狙っている鳴き声がスペクトログラムに記録できたら一時停止ボタンをおして停止します。
指でドラックして狙いの波形を選択してAnalyzeをクリックします。

③波形からの野鳥判定結果をクリック

野鳥判定結果

④画面下のeBirdを選択して野鳥データを表示

eBird野鳥データ

録音した野鳥の鳴き声のスペクトログラムデータから判定された野鳥の詳細データが表示されます。
このデータベースの中にはその種のたくさんの写真や鳴き声の音声などが閲覧できます。
姿の見えない鳴き声から野鳥の姿やその習性まで様々なデータが見れる野鳥ファンにはたまらないシステムです。
コーネル大学鳥類学研究所の野鳥データベースがあなたのスマホの中に入っています。

野鳥をコレクションする楽しみ方

BirdNETの楽しみ方のひとつにコレクションがあります。
野鳥の鳴き声を集めてそのかわいい姿をコレクションできます。

野鳥コレクション

どうですか?楽しくないでしょうか。
わたしの家は里山の近くにあるので野鳥の鳴き声の中で生活しています。
でも姿を見ても種類は分からないし、スルーしていました。
でも、このアプリを使ってみると結構多くの種類の野鳥たちが近くにいることが分かります。

野鳥写真が一覧として表示されるのでコレクション心に火が付きます。
集まってくるともっと集めたいと思うのは自然な流れですね。

野鳥の鳴き声と種類などを学びながらその鳥たちをコレクションしていくのが新しいバードリスニングの楽しみ方です。

バードリスニングのスタイル

バードリスニングはスマホがあれば楽しむことができます。
BirdNETアプリをインストールすればOKです。

最近のスマホのマイクはノイズキャンセリングなどの機能もあって高性能ですが、わたしはワイヤレスマイクを利用しています。

スマホのメインマイクはスマホの下部にあるスピーカー穴の一部に入っています。スマホのお尻側を野鳥に向けて録音します。
でも、これアプリ画面が逆さになるので使いにくいです。

ワイヤレスマイク
レシーバー
帽子にマイクをセット

わたしの利用しているワイヤレスマイクは2.4GHzデジタル伝送です。
マイクを防止にセットしてスマホのライトニングにレシーバーをセットします。

スイッチを入れると接続されるのですぐに観察に入れます。
スマホのアプリ画面を見ながら鳴き声をキャッチできます。

スマホのワイヤレスマイクは機種によっていろいろ違いますからワイヤレスマイクの一覧リンクを載せておきます。
是非、ツールを手に入れてバードリスニングをご一緒に楽しみましょう。

PR】スマホ用ワイヤレスマイク

このように生成AIはビジネスや仕事の世界だけではなく趣味の世界でも新しい風を吹かせています。
この風に乗ることでAI時代を手に入れることができます。
新しい事に好奇心を燃やして「やってみる」思考で行動を起こすことがこれからの時代を生きるスキルになります。

是非、新しい世界をつかみに行きましょう。


AI使いサトシ


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