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#236 「クリティカル・ビジネス・パラダイム」第4章 少数派は無力ではないと気づき始めた話

こんにちは!けーたです。

今日も世間はお休みではありましたが、仕事と家庭内の役割の隙間時間に「クリティカル・ビジネス・パラダイム」の第4章を読みました。

読書量としては少ないですが、新しい知識がこれでもかと出てきたので、読書メモ作成を通じて頭に刻みこむ為noteに投稿します。

読書をしていて、全てを読むことなく、終わる本もたくさんあります。

それは本を読む前に答えを探している問いを持っていて、本の中でその問いの答えがすぐに得られた場合などがそれにあたる。

もしくは、同じような事を何度も言い換えている場合もそれにあたる。

ただ、今回読んでいる「クリティカル・ビジネス・パラダイム」は本当にどの章でも前後のつながりと各章のsomething newの学びが多いです。

という事で、きっとこの先もコツコツ進むnote投稿が続くかなと思います。

今読んでいる「クリティカル・ビジネス・パラダイム」はこちら

〇第4章での学び

特に自分に引き寄せやすく、これから解決をする課題を探索する場合に考える視点としてキープしていきたい内容について取り上げてみました。

・社会に残存する問題が少なくなってしまった

・「小さな個人的問題」と「大きな社会的問題」

・「他者へ共感する力」が変化を生み出している

〇まとめ

第4章の論点はクリティカル・ビジネスパラダイムがどのように駆動されているのかを論じている章でした。

自分が理解した内容としては、これまでの市場原理から解決しづらい領域である、経済合理性限界領域の外にある問題に対して、ニュータイプによる共感の拡散により、これまで少数だったものが、だんだん多数派となり限界合理性領域の中に入る事で、また新たな市場を作り出しこれが駆動する力となるという構造を理解することができました。

共感する力が重要!!ってエビデンスやロジックなしに語られると、正直気持ち悪い笑 って思うのですが、ここの説明がめちゃくちゃしっかり語られています。

私は、これを読むまで経済合理性限界曲線の存在を知りませんでしたし。恥ずかしながら。

小さく解決が難しかった問題が、共感とテクノロジーの発展により、社会運動のうねりとなり、市場が大きくなり再度市場原理が働く問題となる。

この章は説明がロジカルすぎて、モヤモヤする暇はなく、なるほど。スッキリだ!となりました。

という事で、コツコツ読んでいて全体感は伝わらないでしょうが、とても学びが多い本なのは間違いありません!!

ということで、誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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