#251 パーティーが終わって中年が始まるを読んで老いるという事を考えさせられた話
こんにちは!けーたです。
今日は、「パーティーが終わって、中年が始まる」を読んだので気づきなどを読書メモとして投稿いたします。
どうしてこの本を手に取った?
Voicyの尾石晴さんがこの本をインスタで紹介しており、本のタイトルが「パーティーが終わって、中年が始まる」という強烈なメッセージにガッチリ心を掴まれてしまい即購入!
中年とか老いとかそんなフレーズに敏感に反応してしまう年齢にいるんだなーということを日々実感しております。。。
過去にPhaさんの本「しないことリスト」を読んだことがあるって過去の読書履歴も後押しをしたのかなと思います。
○どんな人におすすめ?
この本を読み始めた時、ほぼ同じタイミングで青春時代を駆け抜けているので、書かれている描写全てがめちゃくちゃクリアに映像として想像でき、行き詰まり感的なものもめちゃくちゃ刺さったので、40代よりも上の人に超絶オススメ!!!!って思っていました。
ただ、それよりも若い世代の方で今の瞬間が最高に楽しい!!一生こんな感じに生きていくぜ!!って思っている方がいたらその方にもぜひ読んでいただきたい内容になっております。
控えめに言って最高でした。
○気になったフレーズ達
・年をとるとふらふらとしている状態が難しくなってくる原因は、体力の衰えのせいもあるけど、年下の人間が世界に増えたということが一番大きい感じがする
上記フレーズはどんどん年齢を重ねていくごとに、東京で自由を謳歌?してふらふらしていた地元の友人が、どんどんその数を減少の一途。
ついには「0」になってしまった原因ってなんなのかなーって漠然と思っていた問いにかなりフィットするなと感じました。
下記に引用しているこの考えが頭を掠める比率が高くなることにより、ふらふらし続けることが難しくなるんだなとすごく納得させられました。
・時代についていきたい。でも、世代によってついていける限界というのもあるのかもしれない
って書かれていてわかる!となりました。もちろん自分のルーツとして、軸として機能するのは良いと思う。
多分引っかかるのは外の文化を消化して新しいものを生み出すという機能が効かなくなり、単に新しいものを排除してしまうようになる時がいつか来るから。。。
なんで育ってきた時代の習慣が抜けなくなるんだろ?って問いが立ちました。システム1、システム2のリソースセーブの防御本能??なのか。
ついていけなるなる「限界」という言葉になんだか心がざわっとしました。(ついていくことが正解ではないこともわかった上で)
・そういう事をやり尽くした今はもう別に普通の家でいいかなと思っている
元々著者が若い頃から40歳までシェアハウスを運営しており、最終的に1人で古い一軒家に住む事になり、その過程を振り返っての言葉が上記である。
自分が感じたことは、かなりの大部分の人に程度の差こそあれ「やり尽くした感」が訪れるんだなと。Phaさんのような方にでも。という人間という動物の限界を感じて少し寂しくなりました。
なんでだろ笑
○まとめ
今回、いくつか気になったフレーズを取り上げましたが、正直もっともっと取り上げたくなる「心の老い」なのか「次のステージへの移行」自分なりに別の言葉で表現すると「心が何物にもとらわれない自由」を失っていく構造についてたくさん表現されております。
文字通り最初から最後までしっかり読み切りました。あっという間に。
私は著者とすごく年齢的に近い40代半ばが見えてきている状況。刺さる言葉しかありませんでした。
10代後半から20代の勢いのある日々が懐かしい。なんてたまーに懐かしむ方に色々な角度から刺さるエピソードが満載なのでおすすめです。
誰かの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
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