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#167 再読書録 まずちゃんと聴くを読み一番おススメしたいのコレと思った話

こんにちは!けーたです。

今日は、読書メンターとの読書会に向けて、2023年10月末に読んだ「まずちゃんと聴く」の再読をしたので、改めてきづいた事をまとめておきます。

本の内容に触れる前に、自分の再読の効果の気づきを2つ残しておきます。

1つ目は、再読のタイパの良さ。

普段は次から次と読みたい本が目の前に出てきて、再読の時間が正直取れません。ただし今回はお気に入りの本という事もあり、再読の時間を確保。

確保できた理由は、過去、自分が貼った付箋のあたりを中心に読み返すので、読んでいる時間は1回目の時の半分以下で済んだから。実際はもっと少ない時間だったかもしれません。

読み終わった後の付箋の跡

そして、過去の記憶がよみがえってくるので、理解にかかる時間も間違いなく半分以下ですみます。その意味でもタイパがすこぶる良いです。

誰かの参考になるかもしれないので、自分の付箋の色のルールをシェアします。もっとよい使い方があれば是非教えてください。

付箋の色のルールとして、

・赤が一番印象に残ったこと。黄色が次に記憶しておきたい事、次の紫が続きます(この辺りの色は完全に感覚で付箋を手に取ります)
・青は何か他の本などの参照だったり定量データ情報
・緑は著者の主張をそのまま受け入れることはできない
そんなマイルールがあります。そうすると後で見返しやすいです。

再読の効果2つ目は、自分のアウトプットの質が成長していることに気づけたことです。

#21として同書についての過去投稿を振り返ってみると、ピラミッドストラクチャー風で(風ね)シンプルこの上なし笑 

いや結論から書いてはいるけど、ピラミッドなのか?とツッコミたくなる笑

そんな過去記事はこちら。こんなんでも、世の中に投稿出来てしまうんだね。と皆さんの投稿へのハードルを下げる意味でも、更新せずに晒します笑

ということで、noteは学びであり、いろいろ楽しみ方があると駄文を書き散らかした後に本題に触れたいと思います。


この本を読んだ読後感

一番の魅力は、ロジカルでわかりやすい事。

「まずちゃんと聴く」この本のタイトルも、
・まずとは何か、、、、
・ちゃんととは何か、、、
・聴くとは何か、、、

きっちり分解して具体例を提示しロジカルに説明してくれています。その為、納得度が高くわかりやすいです。

そして、秀逸なのが「聴く」だけかと思いきや「伝える」についてもしっかり書かれている事。もちろん伝えるという事を分解したうえで。

とりあえず分解してみる。が好きな人には刺さります。

そして、「聴く」「伝える」の黄金比も提示されています。そしてそれを日常の中で鍛えていく為のロードマップが描かれています。

もう、ここまで先回りしてコミュニケーションに必要な要素を抑えられていると、これ以上はないといったレベル感です。

とりあえず机のみえる所に置いておきたくなる本です。

どんな人におススメ

普段、人とコミュニケーションを取るときに、なんとなく間が嫌でついつい間を埋めてしまう人(自分です)

そもそも、人の話を聴くということってどういうこと?全くわかりません。

何となく「聴く」「聞く」って違いがありそうだって事は知っている。でも正解不正解は別としてその差分を自分の言葉で説明できない。

上記項目のどれかに該当するかも?と思った方には「まずちゃんと聴く」を激推ししておきたいと思います。

チームのメンバーや、一緒によく勉強会などをよく一緒にする人達には上記の該当有無にかかわらず激推ししておきました。

それぐらい自信ありです!リンクも置いておきます

頭に刻みこみたいフレーズたち

相手の言動の背景には肯定的意図があると信じて聴く

この姿勢が「ちゃんと聴く」という事。と定義されています。

そして、「肯定的意図」という言葉が、大切な言葉の一つではなく、一番大切な言葉とされている事もすごく表現として好きです。

肯定的意図とは何か、

肯定的意図という信念を持つという事は、つまり異なる「意見」をぶつけあう前に、お互いの「意図」を交換しあおうという意思を持つことだ

出典 まずちゃんと聴くP83参照

そして自分の肯定的意図を聴くことが、多様性を認める事につながる。となっており、まずは自己理解からと書かれており、自分で行動に落とせる所、ありがたいと感じます。

非言語スキルの実践は難しくない。しかし恥ずかしい

楽しい話を相手より楽しく。

真剣な話を相手より真剣に。

つらい話を相手よりつらい気持ちで聴けばよい。これだけだから簡単だ。

そして、楽しい話を相手よりも楽しく聴くなんて恥ずかしくないだろうか。と語られると、確かにそう思う。と納得。そして、ここに壁があるのかと。気づけます。

とはいえ、明日からすぐにでも、いや今日このフレーズを読んだすぐ後にでもとりあえずトライできる事なので、試してみたくなります。

という事で、このフレーズを学びなおしたので、明日職場でトライしてみます。

失敗を前提にしているかどうか

これまでの著者の実践のなかで、聴く技術が伸びる場合、伸びない場合の差分を見ると、失敗を前提にしているかどうかがあると書かれている。

これを知ると、気が楽になるし、失敗してなんぼとなる。そうすると、ガンガントライしたくなるので、この言葉は頭に深く深く刻みこみます。

まとめ

まずは、騙されたと思って手に取って欲しいです。

著者や本屋さんに怒られるかもしれませんが、立ち読みしてこの本の魅力に触れて欲しいです。

なかなか、これぐらい普段あたりまえに行っているコミュニケーションの一つである、聴くという行為を体系立てて伝えてくれる本に出逢ったことがありませんでした。

出会いは一期一会。自分のnoteが誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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