キラキラ名前と六ペンス

ふと思いついたのですが「美人」という名前の人って実際にいるんでしょうか。いるかどうかはわかりませんが…ふむふむ、なるほど。賛否両論みたいですね。

賛成
個人的な意見では良いんじゃない？って感じです。
本人が自分の名前を付けられない以上、だれかが付けなきゃいけないので。本人が大きくなってどうしても嫌だ、とれば改名すればいい。面倒なのは人間関係くらいで、家庭裁判所への申請手続きは簡単。ただ「やむおえない理由」がいるので２回目以降は認められない事が多いそうです。命名は気軽にできるものではないが、ワンチャンあるよってことですね。

名前に込められた願い
「美しい人で在ってほしい」という意味だとすれば素晴らしいと思います。
もう、ストレートそのまんま美人。漢字って素晴らしいですね。
自分が名付けられたとしても平気です（もしも嫌になったら親と相談して変えます笑）しかし、残念ながら大衆の受け取り方はちょっと違うんだろうなあと想像できます（言葉は使われているうちに、意味が固まっていくのかもしれません。共通了解的な？）

美人の意味
多くの人は男性ならイケメン、女性なら美女という意味とるでしょう。大衆は「美」の意味は？ーとか考えません。美人という名前は、大きくなってから周囲の意見に悩まされる可能性があります。そこで、ちょっと難しい漢字を混ぜて「美＋○○」「○○＋美」という名前をつけるケースに落ち着きそうです。となると、なんだか「美」が可愛そうになってきました。

月と六ペンス
小説のように、銀色の丸いものを月と考えるか六ペンス硬貨と考えるかは、その人次第です。この物語には、安定した暮らしと家族・子供を捨て美を描くことを目指す男が出てきます。周囲など一切気にせず、ただ衝動を追い求めます。自分の描いた絵の評価すら気にかけません。大衆からは人情のない変な人間と思われようが、自分の見出した意味を追求していきます。

キラキラ名前
大衆が「それって親の常識を疑うわ」って思う名前だと定義してみます。
どんどん付けたらいいんじゃないですか？キラキラネーム！
本人も大人になってか、名前について考える機会が増えると思います。自分の名前が好きです！付けてくれてありがとう！と思う日が来るかもしれません。もし気に入らない場合、15歳以上なら本人の意志で改名できるわけだし。その時生ずるであろう、両親や親類縁者などとの摩擦も人生の役に立つはずです。命名に限って言えば、逃げ道がないわけでもありません。

ところで、イーロン・マスクさんの息子の名前知ってますか？すんごい名前ですよね。インタビュアーに息子の名前を呼ばれて「それだれ？ああ息子のことかHAHAHA」みたいなやり取りがあったとか。意味を込めた名前というのは、どれも素敵だとおもいます。