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昔の文字

インダス文明の文字は未解読

インダス文明の遺跡から発掘された印章には、文章らしきものが刻まれています。印章は2500点ほどみつかっており、約400種類の文字が発見されていますが未だに解読されていません(近年AIを使った研究もされているようですが最新研究はどうなんでしょう)

解読ができないのはインダス文明が滅びてしまったことも原因かもしれません。無理やり現代に置き換えると、ちょっと不思議な気がします。いま僕らが使っている文字を後世の人が解読できないというのはなかなか想像できないからです。

古典って読みにくい

学校で習う枕草子や源氏物語。あれをスラスラ原文のまま読める人ってかなり少数派ではないかと思います。理解ともなればなおさらです。貴族の末裔なら読めるってこともなさそうです(笑)いずれにしても、学ばなければ理解はできないのではないでしょうか。

現代の日本語

一方で、普段僕らが使う言葉は特に学ばなくても理解できるものが多いです。難しい専門書はさておき書類や標識、広告や注意書きなどは理解できる人のほうが多数派です。後世の人が理解できない状態というのは、やっぱり想像できません。

廃(すた)れていく言葉

でも、よくよく考えてみると、古い新聞の切り抜きや広告などをみるとなんだか古臭いと感じます。こんな言葉今どき使わないよねとか。ようするに、

今使っている言葉→古臭い→使わないけど意味がわかる→使わないし意味も一部の人しか知らない→解読できない

という流れで文字が廃れていくのではないでしょうか。

まあ全然たいしたことのない推論です(笑)

「文字の使い方は○○が正しい」とか「言葉遣いは~が正しい」というのを見かけます。長いスパンを考えると「正しい」というのは、時代とともに変わっていくものでしょう。それは文字が廃れていく片鱗なのかもしれません。はるか未来では、デジタル化されたこの文章も解読できなくなるのかもしれません。

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