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例の「大丈夫です」ってやつ

「大丈夫です」って返事はおかしいのではないか?というやつの頭がおかしいんじゃないか?と思う僕の頭もどうかしているかもしれない、さとーです。

言葉って面白いですよね。いつのまにか新しい意味合いとか、使われ方が自然と広まっていきます。いま僕らの使っている日本語って、まるまるそうやって出来上がったんじゃないのかなぁ、なんて思えてきます。

日常会話なんて意思疎通ができればいんじゃね?と思うし、もしそれで誤解が生まれて喧嘩になったのなら、きちんと理由を説明すればいいわけです(現実には難しい…)
僕はロマンチストなんです。

「大丈夫です」と返事をされるのが嫌なら、質問方法を工夫すればいい。コンビニレジなら「こちらの飲み物には無料でストローをおつけすることができます。必要ですか?ハイかイイエでお答えください」と問えばいい。

それでも「大丈夫でーす」と答えてきたのならそれは「妙なこだわりでもって、そんな面倒な質問をしてくるあなたとの会話にお付き合いする気はありません。あなたアタマは大丈夫ですか?心配いりません私は大丈夫です」の意味だと思います。
僕はシニカルにもなれるんです。

ところで、世の中には変なコンビニ店員さんがいるかもしれません。

「ストローお付けしますか?」
「大丈夫でーす」
「(ストローin)」
「あの大丈夫なんですけど」
「わかっています。あなたはストローがなくても平気と言ったんですよね?でも、大丈夫じゃないと思いますよ?」

「いらないって言ってんじゃん!」
「貴方はそう、一人暮らしの大学生ね。財布から学生証がみえたわ。今日も荷物運びのバイトのかえり。利き腕を痛めているわね?その大学なら明日から試験週間。いつものカバンが借りてきた本で膨れているわね。試験のあいだバイトを休むためにこ1週はしっかり働いた。昨日辺りから、ガッツリ系のお弁当。疲れも溜まっているんじゃないかしら?そして、なによりかなり痛そうなその腕。うちで2日おきに買うこのコーヒーは深夜の勉強のため。その腕で本を読みながら飲むのは無理ね。ストローがいるはずよ?どう?いえ、いいの驚くのも無理はないわ。どうしてわかるのかって?アタシの名前は江戸川…」

「いや…ストロー、家にあるんで…」
「(汗)たった一つの真実見抜く!見た目は…」
「大丈夫でーす」

あ、コメントは大丈夫でーす。


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