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副業、ブログ【孤独な作業】をひとりで頑張るには

ブログをコツコツかいたり、副業をこなしたりすることは孤独な作業です。同じような作業をしている人は多くいます。しかし、自分のことは分かっても、他人の様子はわかりません。孤独な作業は、時として自分を不安にさせるものです。

作業が孤独なのは分かっているけど、どういう心構えで目標に向かっていけば良いのか。そんなことを教えてくれる一冊です。
こんな人におすすめです。

・「成功」したい人
・挑戦したいことがある人
・目標を持って行動しようとしている人

読みやすい、伝わってくる文章は素晴らしいです。機会があれば、ぜひ手にとって見てください。

ひとりでやっていく

著者は学生時代、公認会計士の試験にチャレンジしました。弁護士試験にも引けを取らないくらい難しい試験です。合格するためにやってきたことを振り返り、現在そして未来について語ってくれます。

「やりたいことを夢中でやっていれば、寂しさなど感じている暇はない」、と著者は続けます。自分ルール・自分の常識で生きていく、ということが大事。他人に近づくと、その人の価値観に影響されてしまう。仲間から距離をおいてコツコツ頑張ると、結果が出やすい。と、かかれてありました。

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見ざる言わざる聞かざる

目標があるなら、著者のおすすめは「見ざる・言わざる・聞かざる」です。

見ざる→やりたいことが有るなら、周りがやっているとを気にしている暇はありません。他人は見ないようにします。
言わざる→特に身の回りの人に話すのは無駄、かならず反対してきます。なぜなら、だれもそれを達成したことがないからです。
聞かざる→周囲の意見は聞きません。自分の周りには、自分と同じような人が集まっているものです。そこから抜け出たいと思っているあなたが、そこにいる人達の意見から得るものはありません。

成功者や失敗者の話を見聞きすることもあります。そんなときは、信じるな・疑うな・確かめろです。自分で確かめたことを信じればいいのです。

人脈は作るものではない

人脈作りは大事だといわれています。あなたはどんな人と仲良くなりたいと思いますか?人脈レベルが自分より高い人と繋がりたい、と思うのが心理です。しかし、すばらしい人脈を持った人は、レベルの低い人と付き合うことに、メリットを感じるでしょうか。

人脈をつくることより、まずは自分の能力を高めることに時間をかけるべきだといいます。

確かに。。。

自己評価を低く

ウサギとカメのお話のように、皆がサボっているときに頑張ることが「一人レース」です。そうなるためには、自己評価を低く持つことが大事です。

カメはウサギが休んでいるのを尻目に、勝利を収めます。カメがんばれたのは、自分がウサギより足が遅いことを知っていたからです。

自分は大したことはないと認識することで頑張れるのです。

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読書感想

自分はすぐに「他人と比べて」しまいます。「比べてしまわないような工夫」が必要です。見ざる・言わざる・聞かざるは、自分を信じて前に進んでいく姿勢です。

セルフコンパッションというのは、自分を責めないことです。これは、自分を責めることよりも、出来たことを受け入れて、モチベーションを管理していこうという考え方です。「自己評価を低く持つ」というのも、同様です。自分の能力や状態を、把握して受け入れること。「じゃあどうするか」という発想を、大事にしていくことだと教えられました。
「油断ぜずに行こう」です。


金川顕教『ひとりでも、君は行きていける。』
学研プラス、2018

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