見出し画像

シンプルで高セキュリティーなビットコインSVウォレット

ウォレットはビットコインに関わる上で必要不可欠なアプリケーションです。

ビットコインを安全に保管することはもちろん、アプリにログインするためにウォレットとアプリを連結したり、ウォレットからビットコインやトークンを送ったり、報酬を受け取ったり、ブロックチェーンを利用するための「ゲートウェイ」となります。

ビットコインSVのウォレットはすでにたくさんありますが、特徴や使い勝手もそれぞれ異なります。

その中から今回は「シンプル」且つ「高セキュリティー」を追求した「Volt Wallet」にインタビューさせて頂きました。

Volt Walletの特徴や今後の展開など、お聞きしました。

スクリーンショット 2021-01-10 17.32.16


SatoSeed
Volt Walletのアイデアはどうやって生まれたのですか?

Volt Wallet
ビットコインウォレットは、一般の人にはとても使いにくいものでした。
そこで、誰もが使えるシンプルで安全なウォレットが必要と考えました。
Volt Walletはまさにそんなウォレットです。


SatoSeed
Volt Walletの特徴や強みを教えてください。

Volt Wallet
・使いやすさ
・しきい値署名(Threshold Signature)に基づく高セキュリティ
・資産継承、マルチシグ(共有口座)機能
・BTCやイーサリアムなど他のアセットにも対応
・*BTPトークン対応(近日公開予定)

*BTPトークンとは、ビットコインSVのレイヤー1トークンプロトコルです。
https://twitter.com/BTokenProtocol


SatoSeed
Volt Walletと他のウォレットアプリとの違いは何ですか?

Volt Wallet
使いやすさとセキュリティーです。 バックアップフレーズベースのウォレットは設定が難しく、秘密鍵/パスワードが単一障害点になってしまいます。
Threshold Signatureスキームを使うことで、単一障害点を無くしています。
また、Voltウォレットは、ユーザーが携帯電話を紛失した場合でも復旧することができるのも大きな利点です。


SatoSeed
ウォレットにトークン化されたあらゆる資産を採用するといった展開は考えていますか?

Volt Wallet
はい、BTP(https://twitter.com/BTokenProtocol)と協力して、ステーブルコインを含むビットコインSVトークンや、ビットコインSV上でトークン化されたBTCやイーサリアムを統合します。


SatoSeed
今後、Volt Walletにはどのような機能やサービスが追加されるのでしょうか?

Volt Wallet
Voltのペイメールとアプリを連携させることで、DefiアプリなどをVoltで利用できるようになります。


SatoSeed
Volt Walletのビジョンを教えてください。

Volt Wallet
ビットコインを誰もが簡単に使えるようにすること。
また、大口投資家がVoltの技術を使って多額の資金を安全に保管できるように、Voltのプロ版も作っています。
Voltは、ユーザーが資金を送受信したり、BSV上に構築された他のアプリと接続して利用したりすることができる、簡単でありながら安全な日々のウォレットアプリとしての役割を果たすことです。


SatoSeed
Volt Walletをより多くの人に知ってもらうための今後のマーケティング戦略を教えてください。

Volt Wallet
限られた予算の中で運営していますので、より良い製品を作り、他のアプリで使用できるようにAPIをオープンにしていきますが、大規模なマーケティングを行う予定は今のところはありません。


SatoSeed
ウォレットアプリは、ウォレットでログインしたり、ウォレットでホテルを予約したりと、今後のインターネットサービスの入り口になると思います。ウォレットアプリは今後どのようなものになるとお考えですか?

Volt Wallet
1) Wechat、Alipay、Paytmなどのようなコンシューマー向けのアプリになるでしょう。それらは非常に使いやすく(秘密鍵やバックアップフレーズを保管するようなプロセスを排除して)、かつ安全でなければなりません。

2) 機関投資家は、異なる資産プラットフォーム間(取引所、ウォレット、Defiアプリなど)で膨大な量の資産を動かす必要があり、そのようなウォレットは非常に安全で強力でなければなりません。

3) 充実したアプリケーションサポートが必要です。特に金融分野では、ユーザーはブロックチェーン上のDEX (分散型取引所)、借り入れ/貸し出しを頻繁に利用します。ウォレットは顧客を獲得するために、そのようなアプリケーションとの接続や良いサポートを提供しなければなりません。


如何だったでしょうか。

安全で使いやすいウォレット開発を行う真剣な想いが伝わってきました。

バックアップフレーズを無くし、Threshold Signatureを採用していることや、大口投資家向けのプロ版も作成していることから、安全性に対してとことん追求していることが分かりますね。

今後、益々の発展に期待しましょう。


Volt WalletのTwitterアカウント:https://twitter.com/Voltfinance?s=20


SatoSeedのTwitterはこちら:https://twitter.com/SatoSeedSV?s=20

SatoSeedは音声配信もやっております。こちらも随時更新していますので、是非お楽しみください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?