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チームが金太郎飴状態

先日、とあるクローズドなイベントに参加した際に、次のような話を聞いた。

チームメンバーが新卒からずっと同じチームにいて他のチーム(や社員)と働いたことがない。なので、メンバーの経験やスキルが同じになってしまっている。

どこを切っても同じ金太郎飴のような状態なのだという。

この話を聞いた時、本当にそんなことが起きるのか疑問に感じた。自分も今のチームで3年が過ぎて、その間は同じ仕事を同じ環境でやりつづけてきた。使える技術についてはほぼほぼ同じと言って良いと思う。けれど、似ているかと言われたら、それはNoと応える。きっと他のメンバーも同じように応えるのではないかと想像している。

それは、チームで一緒に活動していると、色々なところでお互いの個性を感じるからだろう。チームでスキルマップを書くと、同じスキルが並べられて、メンバーの殆どが同じところに印がつくのだろうとは思う。でも、メンバーそれぞれに「ここにいるみんなは似ているのか」と聞くと違和感を覚えるはずだ。個性というのは、例えば、「フロントの開発が好き」とか「テストでトリッキーなバグをよく見つける」とか「仕事終わったあとに色々調べてくる」とか。

自分がチームとの関わり方については、同じところを見つけつつ、違うところを作っていく、ということを考えている。「自分たちがなぜこのチームにいるのか」といったことの鍵が「同じところ」にあるような気がしている。チームをより良くしていくためには「違うところを作っていく」ということが必要なのかな、と考えている。メンバー全員でできることの和がチームでできることだとすると、それぞれがそれぞれで違うものを見つけていくことが大切なんだろうな、と。

特に何かの回答があるわけではないけど、考えたことを書いてみた。


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