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不思議な不思議な我が家

我が家は古い2階建ての8軒長屋で建て替え工事中のため住んでいるのはうちだけ。うちもあと数年したら新しいところへ引っ越しここは取り壊しになります。

で、家にいるのは私と息子の2人。
部屋は2階に2部屋、下に2部屋、トイレと風呂。下の1部屋は炊事場も兼用されてます。が、ここは床が抜けていて使えません。下の奥の部屋が私たちのスペース。入口側にベッドを置き、私の空間、奥側押入れ含めその辺り息子の空間と分け他のスペースを食事などの共有スペースに使ってます。部屋にいるときはガラス戸をしっかりと閉めてます。

何故か!

ネズミやゴキブリなどの侵入を防ぐ意味も、もちろんあります。ありますが………。
なんと、我が家には家族以外に見えない方が数名いらっしゃるようで、その方たちにきて欲しくないというか………。
実害はないので大丈夫ですがたまに出くわすと驚くだけだし。寝坊したらめっちゃ怒るおばあちゃんもいて助かるけど、ね(察して下さい)。

2階は完全に彼らのスペース。団地に引っ越したとき団地の人から「2階さ、夜は行かんがいいと思うよ」との忠告があったのですが無視して夜使っていたら、数日で思い知りました。いる、という気配が凄い。怖い、じゃなく居心地悪い!のレベル。すぐに下へ行きました。あとで知ったのですがこの団地、9割が2階使ってない!

怖いことはあまりないのですが(慣れただけ?)不思議なことはよくおきます。
まず、時計が機能しない。炊事場の部屋は針がぐるぐるしたり止まったり。使ってる部屋はどうやっても遅れる。家電が壊れるのも早い。
そして。見覚えのない食器が増えたり、箸など失くなったり。

テレビが完全に壊れてからは時間が止まって世間から外れた感じが強くなった我が家ですが退屈はしません。あと数年どんな思い出が積み重なるか楽しみ、です。


作品は観る者がいないと成立いたしません。観る者が1人でも成立いたしますが多ければそれだけ物書きという者ははりきるのです。観る者が育てるという役を選んでくれたなら物書きは安心して書くができるでしょう。