2020年に観た映画その1
映画は劇場でも観ますが、私は漫画の作業でひたすら絵を描く“ペン入れ“に入ると「脳が暇になる…」と映画やドラマを流し見するので、オンデマンドや録画したものを観ることが多いです。2020年はLINE(個人グループを自分一人で作って簡単に忘備録を投稿してます)やインスタのストーリーのアーカイブを見ると約70本観てました。
何度も観てて再度観たものもあるのですがとりあえず羅列して、特にオススメのものは★をつけてみました。(数字はランキングでも時系列順でもなくメモです。Netflixのものはどこまでが映画と提示していいのかわからないのですが、シリーズで全部見たものは入れました。)
1 パラサイト半地下の家族★
言わずと知れたポン・ジュノ監督最高傑作。特に間取り好きにもたまらない、構図のトリックが隠された家(半地下の方の家も好き!)がすごく良いんですよね〜!
2 母なる証明 ★
これもポン・ジュノ作品。最初と最後のちょっと間が抜けたダンス、そこからずっと横顔逆光のアングル、指のアップ、粘り気のある液体へのこだわり。細部がに執拗に拘っていて、話全体はざっくりと漫画なのがこの監督のとても好きなところ。
3 スノーピアサー
4 ハードコア
5 デンデラ
6 ジョジョラビット ★
ポップで切なく愛おしい、だからこそ戦争、子供への洗脳の恐ろしさが浮き立つものすごく計算された構成で唸りました。屋根裏やイマジナリーフレンドというノスタルジックなモチーフの使い方も上手い!
7 青の帰り道 ★
やや暗めの青春ものだなあと観てたけど、「“あの事件“で頓挫した映画か!!えー!それで1年後にキャストもスタッフも再集結したのか!…え!しかも新聞記者の監督やないかーい!」と内容とは別のところで胸熱になった映画。
8 半世界
9 籠の中の瞳
10 365日のシンプルライフ
11 日々是好日
(すごい樹木希林力VS黒木華力!)
12 架空OL日記
(ドラマの方がだいぶ好きだったなあ…)
13 パラレルワールドラブストーリー
14 Jam
15 グリーンブック ★
コロナ禍の地元のイベント、ドライビングシアターで観た映画。定番の凸凹バディのロードムービーなんだけど、BLMの問題も含めとても丁寧に作られていて、細かい伏線の回収が小気味良い粋な佳作。
16 かぐや姫は告らせたい
(あほだなwww(褒め言葉)
17 見えない目撃者
18 パラダイスネクスト
19 轢き逃げ
20 サイゴンクチュール
21 初恋
22 火口の二人
24 劇場 ★
行貞監督はこういう“下北のあの頃の空気“とかそういうのを描写するのが本当に上手いよねえ。
25 バットマンビギンズ
26 バットマンダークナイト
27 バットマン
28 Joker
29 よこがお★
鑑賞3度目くらい。とにかく筒井真理子さんが最高なんだけど、時系列が錯綜する入り組んだ構成も画面もラストも全て素晴らしいです。
30 事故物件 ★
一見大味なホラーコメディなんだけど、映画的な飽きさせないフック、リズムの作り方がすごい上手い怪作だった。
31 HERO
32 銃
33 町田くんの世界
34 宮本くんから君へ
(ものすごい不快なシーンと映画の熱量が入り組んでいて評価が難しい作品だった。それ自体が“恋と暴力“というテーマなのかも。)
35 窮鼠はチーズの夢を見る★
これはもうただただこの恋するカップルを見ていたい映画。あの屋上の二人を見るおばちゃんの視線で見る映画です。
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