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幼児が音楽教室で一番初めに習う曲が名曲。

我が家の長女、ブンさんと
次女、ミミさんは、
それぞれ幼稚園年中〜年長にかけて
ヤマハ音楽教室に通った。
幼稚園クラスというものは
おうちの人間がびっちり隣に付き添うシステムになっていたので、
ワテもレッスンに付き添って
子供の隣に腰掛けた。

一番最初に習う曲は
「ジェットコースター」という曲だった。「ド」だけで構成された曲だ。
「ド」だけよ、「ド」だけ。
それで曲にしちゃうんだからまさにマジックだ。
。。。というか、
幼児の演奏には、デラックスな伴奏が用意されており、
幼児はタイミングを見計らって
「ド」を弾くのだ。

「ド! ド! ド!
 ド! ド! ド!
 ド! ド! ド!」

子供だけで演奏したら「⁇」なフレーズも、
デラックスでリズミカルでマジカルな伴奏が付くことで
ジェットコースター的な曲になっちゃうんだからおったまげる。


思い起こせば、
ワテ自身も幼稚園の時
カワイ音楽教室に通っていた。

最初に習った曲は
「らいおん こわい」だかという曲だ。
曲名はちょっと定かではない。

楽譜に音符が具体的にあったのかも記憶が定かではないが

「(らいおん こわい)
 ウォ〜 ウォ〜」

「ウォ〜 ウォ〜」のところだけ鍵盤を弾く。オルガンの一番左端の鍵盤、つまり
一番低い音を弾くのである。続いて

「(ことりが やさしく)
 ピッ ピッ ピッ」

「ピッ ピッ ピッ」のところだけ鍵盤を弾く。今度は一番右端の鍵盤、つまり
一番高い音を弾くのである。

こちらも、
幼児だけで演奏したら、なんのこっちゃであるが、
伴奏に合わせて弾けば、なかなかの名曲である。

とにかく、こういうレベルから幼児の音楽教室というものは始まる。
大人の方も一緒に取り組めば
ピアノが弾けるようになるかもしれない。


まぁ、こういう演奏レベルでも
名曲に仕上げちゃうのだから
なんとも音楽教室のクリエイターはマジカルである。

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