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共同経営はあまりオススメしない5つの理由

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。


少し調べてみてもらえばわかるけど、共同経営の失敗は多い。


もちろん、上手くいっているケースもあるけど私の周りで知っている範囲ではことごとく失敗しているケースが多いよ。


かく言う私も2回失敗している。でも今、落ち着いて振り返れば「上手くいかなくして上手くいかなかった」とも言える。


共同経営が成功するためには、多くの要素が複雑に絡み合っている。今回は私の失敗から、共同経営について考えてみよう!


意見の相違


共同経営の場合、共同に人数が多ければ多いほど経営方針やビジョンに関する意見の相違が大きな原因となることが多い。

2人よりは、3人の方がそのリスクが高まるということ。あたりまえだけど、パートナー同士での意見の食い違いが大きくなると、経営がスムーズに進まなくなる。


特に、将来的なビジョンや短期的な戦略に関する意見が分かれる場合、意思決定が遅れ、競争力が低下する。


例えば「今やるべき事」「具体的な目標設定」などにズレが出て意見が対立することがあり、その結果、行動が遅れたり無駄なコストが発生したりする。


なまじく、仲の良い者同士で共同経営すると、なあなあになったり、親しいがゆえに厳しくできなかったりと弊害は意外に多い。経営者としてドライになりきれるか?がポイント。それは共同経営のメンバー間で少しでもズレがあると、ほぼ間違いなく上手くいかない。


信頼関係の欠如


ビジネスパートナー間の信頼関係が不足している場合、問題が生じやすくなる。あたりまえだけど。


信頼関係を築くことは、共同経営の成功に不可欠さ。一度、信頼が欠如すると、協力体制が崩れ、個々のパートナーが独自の利益を優先するようになる。金の縁でつながっていると特に危険。


そして、だんだん疑心暗鬼になる。そうなったらなかなか、軌道修正が難しくなるよ。


例えば、パートナーが互いの能力を疑い始めると、情報の共有が滞り、意思決定のスピードが遅くなる。それだけでライバルに対して遅れをとるばかりでなく、無駄な時間とお金を浪費する。最悪のパターン。


最初は信頼関係がもちろんあるからスタートしたかもしれないけど、それがだんだん目減りしているならかなりヤバい。上手くいかない。


役割分担の不明確さ


各自の役割や責任が明確でない場合、業務の重複や抜けが発生し、効率が低下することがある。

動いている人間はだんだん不満が高まる。目標をきちんと決めて役割分担を公平に明確化する事が大切。


つまり、お互いの責任の範囲を明確化する事になるんだよね。ここをどんぶり勘定でなあなあにすると組織のスピードはみるみる落ちる。

逆に明確化されていると組織全体のパフォーマンスが向上します。例えば、営業担当と商品開発担当の役割が曖昧だと、顧客対応や製品開発において混乱が生じることがある。


経済的な問題


個人的にはこれが一番、共同経営ではネックになる。

資金繰りや利益の分配に関する問題が原因で、共同経営がうまくいかなくなることは多い。


特に、資金の確保や利益の公平な分配に関する問題が発生すると、パートナー間の摩擦が生じやすくなるね。


例えば、利益が予想よりも少なかった場合、その分配方法について意見は必ず割れる。どちらかが折れないといけないから不満のガスがたまる。


収益が改善されれば問題は解消するか?というとそんな簡単なものではない。この不満の過程で信頼関係にヒビが入っているから。


当初から資金に余裕のない共同経営は気をつけるべし!頓挫する可能性が極めて高い。理想も大事だけど現実を見るのがもっと大事だよ。

コミュニケーション不足


定期的なコミュニケーションが不足すると、問題の早期発見や解決が難しくなる。


特に親しい間柄だと「以心伝心」という間違ったコミュニケーションをしがち。言葉でハッキリとキャッチボールしなきゃ誤解は必ず生まれる。


定期的なミーティングや報告体制を確立することが絶対に必要だよ。例えば、月次報告会や週次ミーティングを実施することで、問題点を早期に発見し、迅速に対応することができる。


親しい間柄な共同経営はこういう基本的な事をないがしろにしがち。注意が必要だよ。


まとめ


共同経営でうまくいくのはお互いがお互いに無いものを持っていて、補完しをし合えるような形であれば問題ない。


でもさ、サークル活動の延長みたいに、単に友達とか知り合いとかという事だけで共同経営をする事はリスクでしかないよ。


特に友達と共同経営するとお互いの友達の関係を崩したくないために言いたいことも言えず、仲が悪化して取り返しのつかなくなるということを私もいくつか見てきた。


共同経営の形は、よほど同じビジョンやチームとして動けない限りは避けるべきというのが私が失敗から学んだ事。


資金に関してもできれば、持ち出しをお互い50:50という感じできちんとしないと後からモメるよ。


共同経営はいかに曖昧なところを消してクリアにするか?がポイント。


友人と安易に共同経営の形をとる事はリスクが高いという事を覚えていてほしいな。


ネガティブな事ばかり書いたけど、良い点ももちろんあるから、しっかりと判断したうえで共同経営はスタートさせよう。

それが、しくじり先生の私からのアドバイスさ。


最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪



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