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「妻に先立たれる」事から考えた事

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。


今「頭では分かっている。でも行動したいけど出来ない!」と悩んでいる人のためのプログラムを色々と考えているんだ。


世界で一番、自分が嫌いだった私がそれを乗り越えて自分らしく生きられるようになった様々な経験をまとめているところ。


私の経験や学びがベースだけど、再現性があるうえに簡単に身につけられるように考えている。


その中でも最も基本の基本になるのが、現在の執着から逃れる事。よく言われているように「今ここ」を意識するという事。


「今ここ」が分からない人もいるかもしれないので簡単に説明するね。


元々は禅の言葉らしいんだけど「即今、当処、自己」というものがある。読み方は「そっこん、とうしょ、じこ」


意味は「いま、ここで、わたしが、生きる。」過去や未来ではなく、今にフォーカスしようという事だよね。自己啓発やスピリチュアルと幅広く支持されている言葉。


でも、「今ここ」をしっかりと意識するのは正直、難しい。マインドフルネスや禅など方法は色々あるけど苦手な人も多いんじゃないかな?


でも、実は簡単に出来る方法がある。一度、習得したら自転車の乗り方のように一生忘れない。これはプログラムの中でしっかり伝えるから楽しみにしてほしい。


「今ここ」を意識するとポジョントークではなく、周りへの感謝の気持ちしかでてこない。もちろん正解・不正解はないから他の気持ちが出てもOK。


私の場合、最近の「今ここ」で一番に感謝の気持ちが出るのが妻に対して。本当に感謝の気持ちでいっぱいだよ。


私はある意味、社会不適合者。自分のやりたい事を優先で生きている節がある。それを理解して支えてくれる妻には感謝しかない。私が私らしくいられるエネルギーの源泉だと思う。


あれっ?将来、妻に先立たれたら私はどうなるだろう??考える事も多い。日本では、妻に先立たれた男性の早死にが大きな社会問題となってるよね?


その背景には、複合的な要因が関係していることが明らかになっているので今回の記事ではそこを少し深堀りしていきたい。


妻に先立たれたストレス


色々と調べたけど、先立たれたストレスの影響が大きいという見方は多いね。妻を亡くすことで大きなショックを受け、心身の健康が悪化しやすくなるんだ。


特に高齢男性は妻に強く依存していることが多く、妻を失うことのダメージが大きいと想像できる。ある統計のよれば、パートナーに先立たれると、その半年後までに早く死亡してしまう傾向があることが分かっている。


恐いよね。人は希望をなくすと生きる力がどんどん失われて枯渇する。妻をなくす事は誰でもショックだろうけどその辛さを分かち合える友人や家族関係などは意識してこれからでも育まなきゃいけないね。


私はけっして社交性がない訳ではないけど、ショックを分かち合える人が周りに多くいるか?と言われたらそう多くはない。


だから、男性は意識して人間関係を少しづつでいいので拡げる事は大事だと思うよ。

生活習慣の変化


生活習慣の変化も大きな要因となっているよね。妻に頼っていた家事や食事の面倒が自分でできなくなり、健康的な生活リズムが乱れやすくなる人は多いのでは?


私は個人的には家事を一切やらない男性は、妻や家庭に対しての協力意識がそもそも薄いからダメ!だと思っている。


家事は妻の仕事なんて古い考えだよ。私の周りで共働きなのに家事をやらない男性がいる。「ゴミ出しはやっているよ」と言うがゴミ出しなんて小学生でもできる。だから家事なんかじゃない。


生活習慣を変化させないためにも家の仕事、特に調理は妻と半々の割合でいいと思うよ。それが無理なら調理以外の家事は全部やればいい。それでやっとバランスがとれる。


生活習慣の変化が大きいと認知症のリスクも高まるといわれているね。妻を亡くすことで孤独感や喪失感が高まり、認知症発症につながるという事。


蛇足だけど、離婚して独り身になってしまった男性も、同様の傾向が見られる。私の周りでも、おおらかな性格だった人が奥さんとの離婚をきっかけに、引っ込み思案でコミュニケーションしにくい人になったケースがある。


日本の平均寿命は女性が87.0歳、男性が81.4歳と、女性のほうが約5.6歳長生き。さらに、男性のほうが喫煙や飲酒などの不健康な生活習慣が多いことも影響しているように思う。


たがが生活習慣とは思わず、「今、奥さんを楽にする!」という目標の元、調理をはじめとする生活習慣の大幅変更をしてみてはどうだろう?


男性は趣味や社会参加をすべき


もっと広い視野で見ると、男性は趣味や社会参加など、妻以外の人間関係を持つことで孤独感を和らげることができそうだよね。


趣味なんかだと年齢問わず、女性の方が積極的だよね。以前、カルチャースクールでシニア向けのインターネット講座を2年間担当していた経験があるけどカルチャースクールの7割は女性って感じだったね。


そんな現実も見てたから、自分も積極的に趣味をしなきゃな・・なんで思ってたよ。よく考えると私は趣味は多いけど人と絡むものは少ないんだよね。だから危ないかも(苦笑)


人との交流はパートナーとの別れとか、関係なく大事だよね。今の私はコンテンツ作りが多いので一人でいる時間が多い。するととんどん人と会う事が億劫になるんだよね。


だから、意識して人と会うようにはしている。でも新しい出会いや絡みってプライベートではそう多くないから頑張る必要はあると思うよ。


これは文字どおり頑張らなきゃね。人と会う事は認知症の予防にもなるしね (^_^)


まとめ


今回は、大事な妻が先立った事をイメージして書いたけど、絶対に自分が先立つと思う。これは間違いないね(苦笑)


だから今回の記事は「杞憂」の記事。何の本か失念したけどフロイトが精神分析を始めたのは、自分の父親が死んだ時にそのことを悲しんで悲しみ尽くした体験をきっかけに考えられたというのを読んだ事がある。


精神分析では「断念するということ」「あきらめるということ」が大きな「目標」になる。


あきらめるとは、もともと「明らかに見る」という意味。今回の記事を書く事で妻への深い敬意の気持ちを明らかにできたよ。


最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪



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