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嫌がられる事なく「YES」の返事を引き出しやすくする方法を知ってる?

今日も良い1日だね。

こんにちは。
さとるだよ。


対面での販売でもインターネットでの
販売もまったく同じなんだけどさ
モノやサービスを売る事って大変。
とても難しい事だよ。


太陽ギラギラの真夏のビーチで
冷えたビールやかき氷を売るならラクなんだけどさ
お客様はいつでも「買う」気持ちではない。


特に、
買う気がそもそも無い人や
「そうのうちでいいや」
というお客様に売るのは至難の業。


そんなお客様の心を開いて買ってもらうのが
コピーライティングの仕事なんだけど
色んな方法があるよ。


あなたは相手に嫌がられる事なく

「YES」


の返事を引き出しやすくする方法を
知ってる?

といっても今回、お伝えするのは
そんなに難しい事じゃないよ。

いたってシンプル。


『コミットメント』させればいい。

これは私のオリジナルの方法なんかではないよ。
もはや古典とも言える1991年に刊行された
社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ氏
が執筆した名著『影響力の武器』でもとりあげられている。


コミットメント??
あなたの頭の上にクエッションマークが見えるよ。(^^)

最近でこそ
コミットメントって言葉はさ、
日本語化しているけど(私はこの言葉キライ)

本来の意味は

コミットメントとは
責任・委託・委任・献身・関与・引き渡し・約束という意味がある。その他には、政治などにおける公約、保険会社などとかわす契約書・確約書、刑務所などへ投獄・拘留する際の引き渡し、政治活動や宗教への傾倒という意味もある英単語

出典:実用日本語表現辞典


という意味なんだ。
ん?わかりにくい??

では、事例を挙げて説明すると分かり易いかな。


たとえば
あなたがインターネットでダイエットサプリを
販売しようとしているとしよう。

キャッチコピーでもセールス文章の中でもいい。

『あなたはお腹の肉が気になっていますよね?』

こう伝えたらどうだろう?


するとインターネットなんで相手の声は実際には
聞こえないけどさ、読み手は心の中で
YESとつぶやいているよね?

だってお腹の肉が気になってなければ
そもそもそんな文章を読む訳がないからさ。


脱線するけど私は韓流アイドルに全く興味がない。
だから情報があっても認識すらしない。

でも、韓流アイドルに興味のある人なら
どんな小さな情報でも脳が視覚がキャッチするよね?

読んでいる時点で何らかの興味あり!
という訳さ。


話を戻すとさっきの人はさ、
“私はお腹の肉が気になっています”
と自分で宣言しているわけ。

もちろん無意識で。これがコミットメント。


そしてここがポイントなんだけど人はさ、
自分で出したコミットメントを自分で覆すのはとても難しい。


何もせずに自然に気になるお腹がへこむ事はないよね?

だから・・・
コミットメントした後は滑るようにその次を
読みたくなる。さながら、滑り台状態。


人は自分の中で話の一貫性を保とうとする性質がある。

だから急な路線変更や思考のパターンを変える事は
実はできなくなる。一貫性が崩れるのは恐いから。


ネタバレすると
実はこの記事でも意図的にこの
コミットメントの手法を用いているよ。
気づいていたかな?


最初のあたりに
『あなたは相手に嫌がられる事なく「YES」の返事を引き出しやすくする方法を知ってる?』
と書いた。

あなたは心の中で小さく「知らない」と答えたはず。


そうでなきゃここまで読んでないよ。
方法を知っていたり、興味なかったらさ。

コミットメントした時点で

『相手に嫌がられる事なくYESの返事を引き出しやすくする方法』を知らない私・・・が形成されたという訳。


ここまで来ればラクだよ。
興味をもってもらっているので。

あとはさらに興味をもってもらい
限定性を伝え、買ってもらえばいい。


リアルでもインターネットでも同じ。
まず相手にコミットメントさせる!
これを意識してみると売り易くなる。


私はよくスタバとかタリーズとかで
仕事する機会が多いけどさ
よく、保険の営業マンが商談をしてる光景を見る。

こっそり観察しているけど、売れてるセールスマンは
意識的、無意識的にこの方法を使っている。


古い古いキャッチコピーで恐縮だけど
昔、歯磨きか歯ブラシのCMでこんなものがあった。

「りんごをかじると歯茎から血が出ませんか?」

さぁ、あなたは今どんな感情が動きましたか?(笑)


今回も最後まで読んでくれてありがとう。
また明日♪



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