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インバウンドガイディング! 知識編

くるべきコロナ収束に向けインバウンド(訪日
外国人)を案内するためのスキルです。
国内で訪日外国人なしではやっていけません
私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です



インバウンドガイディング! 知識編



<目次>
1まず、はじめに
2インバウンドデータと推移
3インバウンドの基礎知識(データ)
4現状の傾向
5ガイド業界の動向



1まず、はじめに
インバウンドとは海外から人が日本に訪れる
事です
反対はアウトバウンドです
海外から訪れている人を訪日外国人と呼びます

私は2014年頃実はインバウンドの実技や机上
の講習をたくさん開催していました
少し間が空き、その後はご存知の通りコロナパ
ンデミックとなってしまいました
今回紹介するのはその時に作成した資料が中心
ですが、データ等は多少新しいものにしました
インバウンドに関する書籍はたくさん出ていま
すが私が記載するのはあくまでも登山ガイドと
しての情報となります

「なぜ、再びインバウンドに望むのか?」
私の予想では、コロナ収束後反動として
インバウンドバブルがやってくるかも知れない
からです
あなたがそのインバウンドバブルに乗り遅れな
いように、又その波に乗れるようにする事が目
的のレポートとなります
もはや、国内は少子高齢化であり、今後ガイド
としてはインバウンドを取り込まなければやっ
ていけない現状もあります




2インバウンドデータと推移
インバウンドにおけるデータを紹介します

●訪日数 推移(JNTOデータより) 
2013年  ⇒ 1036万人 
2014年  ⇒ 1341万人
2015年  ⇒ 1974万人
2016年  ⇒ 2404万人
2017年  ⇒ 2869万人
2018年  ⇒ 3119万人
2019年  ⇒ 3188万人
2020年  ⇒  411万人

本当は
2020年  ⇒ 4000万人(見込みだった)

(解説)
2012年から5年間で4倍近く増えていたが
政府は「2020年 4000万人」
(消費額8兆円)に目標を上方修正していた
現在、残念ながらコロナの影響により大幅減


●国別訪日者データ2014(JNTOデータより)
前年比伸び率
1 台湾   238万人  +26.4%
2 韓国      224万人  + 6.8%
3 中国 201万人 +80.3%
4 米国 74万人 +11.9%
5 香港 73万人 +20.2%
6 タイ 51万人 +48.2%
7 オーストラリア 24万人 +22.6%
8 英国 18万人 +14.0%
9 マレーシア 18万人 +49.2%
10 シンガポール 15万人 +17.0%
11 フランス 15万人   ・・
12 フイリピン 15万人   ・・
13 ドイツ 12万人   ・・
14 インドネシア 12万人   ・・
15 ベトナム 11万人   ・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●国別訪日者データ2017(JNTOデータより)
           2013年からの伸び率
 1 中国   736万人 +459.64%
2 韓国      714万人  + 6.8%
3 台湾 456万人 +80.3%
4 香港 223万人 +11.9%
5 アメリカ 138万人 +20.2%
6 タイ 99万人 +48.2%
7 オーストラリア 50万人 +22.6%
8 マレーシア 44万人 +14.0%
9 フイリピン 42万人 +291.4%
10 シンガポール 40万人 +17.0%

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●2013年〜2017年までの伸び率ベスト10
 1 中国    +459.64%
2 フイリピン +291.4%
3 ベトナム    +265.7%
4 香港 +199.2%
5 韓国 +190.7%
6 インドネシア +157.5%
7 マレーシア  +149.0%
8 スペイン +124.5%
9 タイ    +117.6%
10 シンガポール +113.5.%

(解説)
・東南アジアからが圧倒的に多く
 中国・韓国・台湾で66%を超える
 84%がアジア圏
 ビザの発行が緩和された
 フイリピン・ベトナム・インドネシアの
 伸び率が目立つ

詳しく知りたい人はこちら
観光庁「訪日外国人消費動向調査」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000380.htmlhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000380.html
日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数の動向」
https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/visitor_trends/




3インバウンドの基礎知識

「なぜ、劇的に増えたのか?」
アメリカやヨーロッパからそんなに増えていま
せん劇的に増加しているはアジアからです
私が考えるその理由は

一番の理由は
東南アジアの経済成長です
世界の成長エンジンである東南アジアの経済が
成長し海外旅行が出来る状況となりました
(そもそも人口が多いのです)

二番目は国家的な政策です
インバウンドを推進するための戦略です
・ビザの緩和政策
・ビジット・ジャパン
・クール・ジャパン
・東京オリンピック  など

三番目は
物価が安いという事です
日本はデフレが続いており、賃金や商品価格
が値上がりされていない現状により
ニューヨークの半分以下
(イギリスのレポートより)

四番目は
世界的に日本人は親切であり、日本が安全で
あることがアピールできた(東日本大震災)

5番目は
マンガ・アニメ等のポップカルチャーの人気
世界的に認知されファンが多い

4現状の傾向
・世界的にパッケージツアーは激減し個人旅行
 中心となっている
 スマホ・インターネットの普及で予約が簡単
 アクセスについてもなびで簡単

・リピーターが増加
 国内での満足度が高くリピーターが増加する
 傾向

・旅行スタイルの多様化
 L C Cによる移動 客船による入国
 民泊に宿泊など




5ガイド業界の動向

・施作として環境省は外国客誘致の目的で国内
 の国立公園の推進キャンペーンとして国立公
 園満喫プロジェクトを実施したがコロナに
 より低迷中

・ガイド業界の動行
 2018年1月 通訳案内士法が施行
 国家資格を有していなくても有償での通訳案
 内が可能となった


(私なりの見解)
・そもそも訪日外国人による国立公園入場者数
 はどれくらいあるのか?
 もちろんデータはない(探せません)
 
・そもそも訪日外国人によるガイド同行ツアー
 の参加者数はどのくらいか?
 もちろんデータはない(探せません)
 相当少ないと思われる


そこで全国のガイドさんの声をまとめて記載し
ます


<全国のガイドの声>
・外人は増えたがほとんどはガイド依頼しない
 (富士山・高尾山)
(分析)
  現実的に自己登山が中心である
  日本の山はリスクが少ないという認識が強い

・外人(西洋人)が登る山はボルケーノの山
 だけ(上高地・那須)
(分析)
  日本は島国の火山国であり、火山が少ない
  国の方は火山を見たいと思う

・韓国人はとんがった山が好き、その中で出来
 るだけ短時間での登頂を目指す
 (北アルプス・中部山岳)
(分析)
  韓国では日本の山を登る事がステイタスと
  なっているが、徴兵制がある国ということも
  あり、全体的に体力や気力が強くペースも早
  い

・外国人のハイカーは出来るだけ人混みが少な
 い場所を好む、混雑した場所へは行かない
 (尾瀬)
(分析)
  ロングトレイルなど人混みが少ない場所で
  孤独を味わうのが西洋スタイル

・カナダ・北欧人は日本の景勝地にはあんまり
 興味を示さない
(分析)
  自国の自然が豊かであり、人口が少ない
  日本の自然は自国でも日常的だと考えて
  いる



       E N D
    ・・Just Do It・・




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