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おばちゃんにめちゃくちゃ怒られる

任地270日目。

金曜日が終わるとホッとするあたり、日本のサラリーマンと同じような感じがしている遠藤です。


さて、今日の午後の練習で、初めましてのおばちゃんにめちゃくちゃ怒られました。

トレーニングしているグラウンドの近くに家があるんですが、練習中に選手が蹴ったボールがその家に入ってしまったんです。

すぐにぼくがその家に行って扉を叩いてみたんですが、誰もおらず。
仕方ないので練習に戻り、練習が終わってから改めてその家に行ったんです。

でも練習が終わって家に行って扉を叩いても、まだ誰もいない。
もう一度ぼくが扉を叩いていたら、少し離れたところから

「何してるの!?なんでドアなんて叩いてるの!?」

と怒鳴りながら近づいてくるおばちゃんとその息子。
その時はぼくともう一人のコーチの2人でいて、そのもう一人のコーチが
「練習中にボールが入ってしまったので、ボールがあるか確認したくて...」
と本当に丁寧な言い方で話し始めたのに

「だからってなんでドア叩くのよ!!ドアなんて叩いたら犬や猫がビックリして休めないじゃない!!それに家の明かりがついていなかったら誰もいないって明らかでしょ!!」

と怒り爆発。
出会って0,000001秒から怒っている。

まぁ「家の明かりがついていなかったら誰もいないのはわかるでしょ」というセリフは間違ってはいないので、そこは言い返せませんでした。

そのおばちゃんがカバンから家の鍵を探している間、ぼくらはその場で待っていたんです。
その人の家にボールがあるのは確認済みなので、返してもらいたいから。

でも鍵を探している間もずっと

「私に何か責任があるの!?人の家にボールを入れるくらい下手ならグラウンド使わないでちょうだい!!それよりなんでそこで待ってるの!?他の日に出なおしてくるのが筋なんじゃないの!?」


と怒鳴りっぱなし。
どこからそんな怒りのエネルギーが湧いてくるんだろうと、ぼくは不思議な気持ちでいましたね。

怒鳴っていないで早くカバンから鍵を見つけてくれよと思いながらも、もちろんそんなことは口には出さず。

最終的になんかブツブツ言いながら家の庭に入っていき、おばちゃんと一緒にいた子供がボールを発見。

しかし返してもらう時に

「返すために5ボリビアーノス払って」

と言ってきました。

5ボリビアーノスは日本円で90円くらい。
この瞬間は「お金請求するのかよ!?ふざけんな!!」と思ったのではなく「いや5ボリビアーノスかよ!!安いなおい!!」と思ってしまいました。

お金を請求されたことへの驚きというより、あれだけ怒鳴り散らかして怒りまくっていたのに請求するお金がたった5ボリビアーノスということが若干面白くて。

怒りのトーンをそのままお金に換算したら、余裕で100$くらいになるはず。
100$くらい請求しそうな猛烈な勢いで怒鳴っていたにも関わらず、5ボリビアーノス。

ちょっと笑いました。

それにしても、見ず知らずのおばちゃんにこんなにも怒られたのは初めて。
無事にボールを返してもらえた後、一緒にいたコーチと「あのおばちゃんすげーな」という話をしました。

ということで、見ず知らずのおばちゃんにブチギレされたお話でした。
誰も得しない、どうでもいい日記ですね。
ごめんなさい。

ではまた!!

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