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さとる、転職の苦労話を語る。~社会人編1~


0.前回のお話はこちら

1.社会人になったぞ!

とまぁ、色々とあってさとるは社会人になりました。

業種は建設、職種は設計
まさか自分が建設業に行くとは思ってませんでした。
設計は前から興味があったけども。

大学では化学工学という分野を勉強していました。
化学工学というのはざっくり言うとプラント設計に係る分野で、熱とか物質の収支とか反応がどうとかを計算によって明らかにしてプラントがちゃんと目的を達成できるようにするための学問です。
設計の分野で言うと基本設計に分類されます。

プラントの写真(縁もゆかりもない)

しかし、過去との決別をしたつもりの僕は心機一転、機械設計者として社会人に突入しました…。汗
機械設計は詳細設計に分類されて、基本設計で決まった要求を満たす機器を設計していく部門です。

全く違う分野へGO!!!

配属されてからというもの、
周りはもちろん機械系の学部を卒業している人たちばっかりでした。
始めはもちろん製図も分からなかったし、図面の見方も良く分からず絶望を感じていました。泣

2.案件の担当者になったぞ!

2年目くらいからでしょうか、段々と案件の担当を任されるようになり、図面が読めるようになり次第に作れるようになり、CADの動かし方を覚えていき、社内外にも人脈が広がっていきました。

自分で図面に起こしたものが形になっていく過程はなかなか面白く、工場やメーカーなどに出張するのも楽しかったです。

社内の人間関係は良好そのもので、みんな面白くて良い人でした。
人間関係には恵まれていたと思っています。

僕が主に担当していたのは保全に関する設計でした。
過去に納入した施設や機器のメンテナンスを行う案件で、消耗品の交換方案や、既存図面への施工のための指示追記などが主でした。
これはこれで過去図面を見る機会があって勉強になりました。

3. コロナ禍で色々と考えだしたぞ!

入社して2年目くらいからでしょうか、コロナ禍に突入しました。( ゚Д゚)プヒー
今までスムーズにできていたコミュニケーションが難しくなり、そもそもストップする案件すら出ていました。

このあたりから自分を見つめ直す時間が出てきました。
・今やっている案件は保全設計で定期的にほぼ同じ内容で実施するから楽、だが新しい学びはほとんどない。
・こんな案件がいくつもありただただ物量に圧倒される毎日。自分は設計者として成長しているのだろうか?案件以外の事務作業に忙殺されることも…。
・明日から新設の設計をやれ!となったら自分から何か提案して形にしていけるだろうか?
・振り返ってみても、身に付いた知識は無いように感じられた。

23時前職最寄にて、1.5時間の帰路につく(疲)

こんな感じで漠然とした不安が襲ってきました。
図面の読み方作り方は分かってきたけど、過去のベテラン達が作った立派な図面をただ上書き加工して成長していた気がしてきましたように感じていました。

そこから、さとるは…
「新規設備を自分で考えて設計してみたい!」と思うようになりました。
そうすれば、設備やその構成の意味がしっかりと分かるはず!と。

同時に、過去に歩んでいた化学工学の道を思い出しました。
学んできた化学工学はプロセス設計といって基本設計に利用されたりするので、まさに全体のシステムの構築に携われます!

ここですごく思ったのですが、
やっぱり化学工学が好きだったんだなぁと…。
離れてみて初めて気づいたのです。

ここらへんで、よし転職しよう!!!
となりました。

次回!!!!
転職活動を社会人編後編で語ります!!!

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