毎日のなにげない事が嬉しい
今日もいい天気で嬉しい。
ご飯が美味しくて嬉しい。
コーヒーを淹れるのが楽しい。
秋に受けた人間ドックで右の乳に腫瘍があり、精密検査を受ける事になった。悪性かもしれないとのこと。
はじめて死について恐怖を感じた。検査までの日々は手が震えて怖くて仕方なかった。
人はいつも1人。いつ死んでもいいと思ってたし、後悔なく生きてきたつもりだった。
けれど、いざ病かも?という場面に直面した時こんなにも自分は弱く死を恐ろしく思い誰かに縋りたい気持ちになるのか…。と落胆した。
1番は母の事を考えた。親孝行もろくにしていない未婚の娘の私がもしもの為に母にできることはなんだろう?
そして、友人達の心の温かさが本当に嬉しく心強かった。人は1人で生きていくものとゆう考えが簡単に打ち砕かれた。1人ではいくら上を向こうと頑張っても限界があると知った。人は1人で生きるには限界がある。人は支えあって今を生きているんだ。
そして、毎日ただ普通に過ごせる事の素晴らしさに感謝した。昨日までは何も考えずしていた事が一気にひとつひとつが尊い事だと感じた。
そんな日々を過ごしてやってきた検査の日。
『良性ですね。心配ありません。』
結果何もなく、健康だと診断された。
安藤し一気に力が抜けた。
良かった。何もなくて。
そして、友人達には心配をかけたがこの経験をして本当に良かった。
今まで本当にのんきに生きてきた私には、私は大丈夫。と知らない間に思っていたんだな。人の苦しみを他人事と思っていた事が本当に恥ずかしい。
来年も人間ドック受けます。
本当に日々は愛おしく、生きてる事は当たり前じゃなく、人は大切な人達と支え合い生きている。
ありがとう。
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