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目薬の恐怖について

見えるって怖い

顔に向かって何かが飛んできたら、
まずどこを、かばうか?

ぼくは間違いなく「目」ですね。

目にはすごく恐怖感があります。
その理由としては、もちろん、
目がデリケートである。というのもありますが、
本当の理由は、
「向かってくるモノが見える」からだと思う。

目薬をさすのだって、たいへんです。
目玉に向かって、落下してくる液体が
「見えて」しまうのですから、
どーしても怖くてしかたがありません。

かと言って、目をつぶってはクスリはさせないし
とにかく「視線をそらす」ことにしています。

かつて、道を歩きながら(立ち止まらずに)
目薬をさしているOLを見たことがあります。
首をちょっと傾けるだけで、
目尻の方から何の躊躇もなく

・・・感動してしまいました。

多分コンタクトを使ってる方なのでしょう。
目に対する恐怖心が、
薄れて(麻痺して)いるのだと推察します。

コンタクトを使ってるヒトって、
いつも目に異物を入れているせいか慣れていて、
目ン玉さわったりしますよね。平気で。

・・・信じられないです。

逃げる目玉と追うコンタクト

ボクは眼鏡使用者ですが、
コンタクトなんて、もってのほかです。
と言っても、実は一回だけ
挑戦しようとしたことがあります。

ちゃんと診断して、買って(ハード)
初めての時は入れるまでがそりゃあ大変。
目薬のように視線を逸らすワザは通用しません。
なんたって、白目につけても意味ないですから。

逃げる黒目を追いかけて、追いかけて・・・

なんとか入れられるようにはなったのですが、
どうしてもあの異物感には慣れませんでした。
そうこうしているうちに、(実は3日で)
洗っているとき破ってしまいました。

「確実に向いていない・・・」その後、
再びコンタクトを手にしたことはありません。

目に入れても痛くないくらいかわいい。
って言葉がありますけど、狂気の沙汰ですね。

目薬の味

目薬については、
もうひとつ気に入らないことがあります。
さした後しばらくすると「味」がするのです。

目から、多分鼻のラインを通って、
のどの奥の方へと目薬がもれてきて・・
つながってる、ってーのはわかるけど、
ちゃんと目のとこで止まっててほしいものです。
止まって治す「ブリザS」ってのもありましたが

漏れていく分を考えて
多めにささなきゃならないんだろーか?
どうせ口に来るならおいしい味をつけてはどうか
あいかわらずくだらないこと考えてしまいます。

こういうのって、
目とまぶた(というか目のまわりの肉)の
間にスキマがある、ってことなのでしょうか?

そういえば、顔を水につけて、
目からアワを出すヒトっていましたよね。
もっとすごいのになると、
右の鼻に牛乳、左の鼻にコーヒーを入れて、
目からコーヒー牛乳を出す。という
とんでもない芸をTVで見たことがあります。

これって、金魚と出目金を飲み込んで、
出目金だけを吐き出す芸(人間ポンプ)と
おなじようなもんですよね。(え?知らない?)

次回の言葉は「螺旋」です。

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