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カナメはいつも苦労している

腰はカナメ

すいません。腰が痛いんです。
なんか年寄りくさいですけど・・

原因はきのう試しに使った
リクライニングシート型マッサージ機
だと思います。
「そこまで強力に
 プッシュすることないんじゃないの」
ってくらい強力でした。

痛めてみて今さら気づくのは、
コシって人間のカナメなんですね。

まっすぐ立っている分には問題ないのですが、
ちょっとでも引力に逆らってナナメになると、
ものすごくコシに負担がかかるのがわかります。

普段はまったく気にしてないんですが、
やはり人間の「直立歩行への進化」には
少々ムリがあったのではないか。
と、思わずにはいられません。

そういえば、アタマが痛いときなんかも、
「頭ってこんなに重かったのか」と思います。
ココロが痛いときにも、
「心ってこんなに重かったのか」と思います。

って、それとこれとは話が違いますよね。
腰が痛いと頭も回りません。

カナメには負担がかかる

「腰」ってそもそも「要」って字が入ってる。
昔っからみんなカナメって思ってたんですね。

上半身と下半身をつないでいて
折り曲げる蝶番(ちょうつがい)
みたいなものですからね。

そりゃ負担がかかる。

身の回りのいろんなものにも
こういうジョイント部分がありますが、
壊れるのはたいがいココ。

考えてみると、
人間の体は至るところ蝶番でできている。
膝とか首とか肩とか手首とか
まあすぐ壊れますよね。

番ってなんなんだ

ちなみに蝶番って変な言葉です。

蝶番(ちょうつがい、ちょうばん)とはその形状が蝶々に似ている事から 「蝶番(ちょうつがい)」と呼ばれるようになったそうです。 「番(つがい)」には、二つのものが組み合わさって一組となるもの、雄と雌(夫婦)、関節、等の意味があります。

Wikipediaより

そもそも何で「番」って漢字なのか、ですが
まあ順番の番ですね。かわりばんこの番。
見張り番とか留守番なんてのもありますが、
これも当番制だからで。あ、当番も番ですか。
「番」は定着しないので、
ちょっと下に見られてるとこもありますね。
番傘とか、番茶とか。

おもしろかったので話がどんどんズレました。
今日は「要」の番でした。

要る要らない

「要」は正確には
二つのものを繋ぐジョイントと言うよりは
「扇の要」みたいに
いろんなものを繋いでるイメージです。
それがないとバラバラになっちゃう。
だから絶対「必要」なわけで。

その割に「要素」なんて言うと、雑多な
どうでもいいモブキャラみたいな感じです。
ひとりひとりが大事なんだよ。なんて
綺麗事言ってるわけじゃないとは思うのですが。

まあ、これ以上細かくは分けられない
「事項の成立やその効力に
 必要で不可欠な条件のこと」らしいので
やっぱ大切なものには違いないです。

要素がエッセンスで要がエッセンシャル?
エッセンスと言うとすでに大事な要素って
感じがしますけどね。
日本語だと「要らない要素」なんて言うけど。

関係ないですが「要らない」はわかるけど
漢字で「要る」ってあんまり書かないような。
「ようる」って何?って一瞬思っちゃう。

あまり必要とされてないんですかね?

次回の言葉は「騙される」です。

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