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いつも「おもしろい」を探しているクリエイターへ

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クリエイティブな人はみんな「おもしろい」を探しています。趣味でも仕事でも、note書くにしても、あれ、これっておもしろいんだろうか、っていつも思ってるそんな人向けに「おもしろいの…
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2024年1月の記事一覧

【おもしろいの正体:16】世の中に誰も知らないものなんて存在しない。

同じものが なぜか繰り返し 現れることがある。時代とのマッチングがうまくいったときに ヒッ…

【おもしろいの正体:15】届く表現は、自分と世の中の関係においてのみ成立する。

前回の続きです。 こっちが意識しなくても環境の方が 勝手にハードルを上げてしまうことがある…

【おもしろいの正体:14】なぜこのおもしろさがわかってもらえないのかと思う人へ。

基本クリエイターは 自分は天才だと思っている。傲慢、ですね。 ですがそのくらいじゃないと恥…

【おもしろいの正体:13】ベタなおもしろさはおもしろいのか。

もったいぶった表現は (感情が)伝わらない。世の中が理解できないことを怖れる作り手と 理解…

【おもしろいの正体:12】人がおもしろいと思うものならおもしろいと思う困った風潮。

人が投票しそうな人に 投票する心理。ランキングの話でもうひとつ。 ケインズの美人投票っての…

【おもしろいの正体:11】人気ランキングに好きなものが入ってないのは自分がおかしい…

おもしろさは 何で評価されるべきか。自分がおもしろいと思ったことが、 世間では全く評価され…

【おもしろいの正体:10】常識っておもしろくない。騙される気持ちよさ。

揺れているのは 世界か自分か。地震が起きたときにテレビで流れる映像、 これ実は揺れてるのは 地面じゃなくてカメラなんですよね。 これはテレビという媒体のひとつの特性、 マジックだと思います。 見えている映像に嘘はない。 だけどちゃんとわかってないと、 揺れてるのが実は自分だ、 ということに気づかない。 世の中も常に揺れていて、 自分の表現もいつも揺れている。 それをちゃんとわかっていろんなものを 作っていかなければいけないなあ。 といつも考えています。 カップラーメン

【おもしろいの正体:9】「足りない」がおもしろいを作る。

意図的に 情報が足りない 状態にする。おもしろいと感じるための方法として、 意図的に情報が…

【おもしろいの正体:8】わかりにくいはわかりやすいよりおもしろい。

これ意味わかります? 突然変なもの見せてすいません。 これは僕が新入社員だった頃に描いた …

【おもしろいの正体:7】おもしろい、は隙間に挟まっている。

不自由だからこそ 隙間をなんとか 見つけようとする。CMを作るという仕事をしていていつも思う…

【おもしろいの正体:6】おもしろい、が足りない仕事はおもしろくない。

今日はちょっと仕事の話です。 僕の本業はCMの企画と制作ですが、 正直最近のCMは あんまりお…

【おもしろいの正体:5】おじさんは基本的に嫌われるが、なぜか嫌われないタレントが…

好かれる、は大切だが、 嫌われない、はつまらない。おもしろいと思わせるために、 「好き」と…

【おもしろいの正体:4】世の中のすべては、好き嫌いでできている。

谷崎と芥川の文学論争。こう書くとなんかやたら高尚に見えるけど 要は谷崎潤一郎と芥川龍之介…

【おもしろいの正体:3】落語は文字で読んでもそんなにおもしろくない。

落語のおもしろさって。落語って文字であらすじを読んでも あんまりおもしろくないです。 そりゃライブの良さなんだから、 演じてなんぼってのはもちろんあるんですが、 ストーリーだけでは完成しない。 描いているのは長屋の風景。 そこにある空気みたいなもの。 同じように小説も内容だけじゃなく、 文体やリズムで面白くなる。 演出ってそういうことかもしれない。 長屋にいるダメな奴 という存在がそこにあること。それがおもしろい。 ストーリーだけでは成り立たないものがある。 空気