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里親が里子の3・4ヶ月検診へ (460日経過)

在住の保健所へハルちゃんの定期検診に行ってきました。
待合室には圧倒的に母親と子どものセットです。

私は出産してないので体の変化はないですが、チェックしてもらう項目は、寝られていますかとかストレス感じてませんかとかくらいでしょうか。しかし、それは夫だって同じこと。夫が検診に連れてきてチェックしてもらってもいいわけです。でもこんな環境だと、男性は行きにくいかもしれませんね。

里親になる前に提出した里親申請書に、主たる養育者という項目があります。たまたま私たちは”妻”を選びましたが、どっちが”主”になってもかまいません。出産後の体調を気にする必要もないし、母乳をあげてるわけでもない。子どもに対してやれることは夫婦でまったく同じです。この”主”って項目は必要でしょうか。

検診に必須な母子手帳には産みの母親の個人情報が載っています。自分が生まれたときの母子手帳しか見たことがないので比較しにくいですが、記入されている項目がとても最低限。産みの母親はこれを里親に渡すとわかっていたからだったのかもしれないなと思って、空欄の多い母子手帳に彼女の覚悟を感じました。

産むけど育てない選択をしてからの数ヶ月。大きいお腹を抱えてどのように過ごしていたのか。不安だっただろう。お仕事は休めたのかしら、復帰はちゃんとできたのかしら、産後の体調は大丈夫だったのかしら、相談できる人や支えてくれる人たちはいたのかしら。
今改めて感謝の念にたえないし、彼女のその後に幸多からんことをと常に思っています。彼女が胸を張って生きていけるように、私たちも責任を果たさなければ。


産んだ子どもを託した方のnoteを読みました。いろんなケースがあると思いますが、ハルちゃんを産んでくれた人への理解が深められた気がします。


#里親 #特別養子縁組 #子ども #赤ちゃん #家族のかたち #里親制度

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