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里親が乳児院での宿泊交流 (360日経過)

今日から2泊3日、乳児院のあの一室で交流します。
キッチンもついているので調理ができます。冷蔵庫、IHヒーター、鍋、炊飯器、レンジ、ポット、食器・カトラリー、一通り揃っています。食材は持ち込み。
私たちはお米とレトルト・インスタントなものをカバンに詰め、近くのコンビニへ食料の買い出しなどにもいきました。さすがにずっと部屋に缶詰めなのは息がつまるので。ハルちゃんは連れていけません。どっちかは部屋に待機です。

日差しのある明るい部屋で、のんびりと休日のような日中を過ごし夜を迎えます。

だいたい3時間おきに泣きだすので、今度は私が次は夫がと交代でお世話してみました。片方はその間、寝るのに専念します。まあ、起きてしまうのですが。極力寝ます。
どんなにギャン泣きしても、ここなら隣人に気をつかうことはないので、その一点は気が楽です。こちらのHPが減るだけで。
そうはいっても、ずっと泣き止まないのはこたえますね。
夜中のギャン泣きにあの手この手と苦戦していたら、職員さんが様子を見にきてくれました。「ちょっと代わりましょうか」とあやしてくれたらなぜか泣き止む。経験値の差か。
この三日の間にうんちもしてくれたので、ちょっと肩の荷がおりました。せっかくベテランのいる環境なのだから、やれることはやっておきたいじゃないですか。夜中のギャン泣きとうんち処理はここでやっておきたかったので、ハルちゃんありがとう。

問題なく時間は過ぎ三日目の朝。
乳児院からレンタルするもの・いただけるものを車2台に積んだらもうパンパン。まるで引越しのよう。晴れの日でよかった。私たち・ハルちゃん・乳児院担当者・児童相談所の親担当者と子ども担当者・運転手、なんとか座席を確保して我が家へ帰ります。
私たちは、ベビーベッド、ベビーカー、チャイルドシート、呼吸センサー、ベビーバス、温度計を借りることにしました。

積み込みが終わり、職員さんに改まって手渡されたものがあります。
ハルちゃんの受診券(保険証の代わり)、お薬手帳、先天性代謝異常等検査報告書、育児日誌、子ども手当用のハルちゃん名義の通帳とハンコ。長期外泊とはいえ、その間は私たちの手でなんとかしなければいけません。しっかりと管理しなければ。

そして産みの母親から、母子手帳とハルちゃんへのおくるみ・帽子・服・手紙・写真をいただきました。
これらはハルちゃんと産みの母親と私たちをつなぐ大切なもの。
確かに受け取りました。

ハルちゃんに初めてあった日(前投稿参照)に経緯は聞いていましたが、直筆の手紙を受け取り気持ちを新たにします。

なぜ子どもを託すことを選んだのか、里子の数だけ理由があります。
その1ケースを取材した番組があったので載せておきますね。


#里親 #特別養子縁組 #子ども #赤ちゃん #家族のかたち #里親制度

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