里親認定前研修一日目 (70日経過)
朝9:50、都内某所にある会議室にやってきました。
受付を済ませ部屋に入ると、すでに50組くらいの夫婦が来ていました。この研修日程が休日・平日での二日間だったので、参加者が多かったのかもしれません。コロナ前なので、今はもっと減らしてやっているでしょうね。
里親全般、養育里親希望も養子縁組希望も全員が最初に受ける研修なので、年齢層の幅が広かったです。通訳を伴っての日本語が母語でない方たちもいました。
この日は座学の研修です。10:00〜15:00でだいたい1時間くらいごとに講師がやってきて制度や子どもをめぐる現状、法律などについて話をしていきます。
東京都に里親がどれくらいいるかご存知ですか?
2018年度(東京都福祉保健局調べ)では、里親登録数824、委託児童数463。ちょっとずつですが増えてきています。
そうは言っても、誰しもが身近に感じる問題ではないでしょう。私だってそうでした。聞いたことあるなぁくらいです。きっと会場に集まった参加者も同じだったと思います。
私のような人間にこの研修は必修です。一から理解する必要がありました。
どんな想いから制度設立に至ったのか、その歴史と経緯
実際に子ども委託するまでの里親制度の流れ
養育のための補助金について
どういうことが虐待なのか
子どもがなりやすい病気・怪我
子どもの発達と心理
真実告知にも関わる子どもの権利
自治体をはじめ養育をサポートしてくれる機関
子どもに関する社会福祉の講義が主でした。子どもを育てることへの不安と緊張が増します。ですが、知っておかなければいけない責任を伴うものでしょう。
里親関係なく、親になる前に全員研修を受けられたらよいのに。
誰しも受講すべしと思うほどよかったですが、全体を振り返り重複する内容も多かったので、短くまとめられるのではと感じる講師もいらっしゃいました。エピソードトークと絡めて話してくださると気にならないのだけど。
話の上手い人下手な人もちろんいます。講師だって同じです。小さな声でボソボソただ配布物を読み上げる人なんて、正直聞いてらんねーって思います。ですが、ずっと下向いて関係ないことしてたりうとうと通りこして完全に寝てたりしてはダメでしょう。何しにきたの?思ってたんと違うってなってしまったのだろうか。必修だから仕方なく受けてる大学の講義みたい。
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