不言実行 有言実行

パリ五輪に関わるあれこれを見ていて、

「金メダルを取ります!」


「絶対に勝ちます!」

などと言うことが、
パフォーマンスにどう影響するのだろうか?
と考えていました。


これが正解という物は無いとは思いますが、

私は何となく、公言し過ぎるとパフォーマンスが下がる傾向にあるように感じました。


そもそもスポーツは相手との兼ね合いもあるので、
自分がベストを尽くしても優勝出来ないこともあります。

試合の結果はコントロール出来ない部分が大きいとも思うので、
そこ(金メダルなどの結果)にこだわるのは余計なストレスを抱えてしまってリスクが大きいようにも思います。


ちなみにこれに関する四字熟語を調べると、

不言実行
あれこれと理屈を述べず、なすべきことを黙って実行すること。

有言実行
言ったことは必ず実行すること。 宣言したからには、必ず成し遂げること。「不言実行」をもじった言葉。

とのことです。

「有言実行が後から出来た」

と聞くと、この時点で

「不言実行」

の方が真理のような気もしますが。


ちなみに私は自分の事を不言実行タイプだと思っていて、

例えば自分がバレーの試合に出る時も
SNSなんかに色々公言すると気になって
パフォーマンスが下がりますし、

トレーナーとして試合に帯同するとしても
「選手と一緒に戦ってきます!!」
「選手が100%の力を発揮できるように頑張ってきます!!」
とか書いた方が売れるんだろうか?
そう書いた方が大衆ウケはいいんだろうか?

などとも思いますが、

私はそんなのを公言するとストレスがすごいのでやらないですね。
(目の前の人や出来事に集中したい)


なのでパリ五輪のインタビューなどで

「金メダルを取ります!」

などと聞くと、

「そう言った方が自分を高められていいのであればそれでもいいけど、公言し過ぎて試合中にそれがよぎって何かしらマイナスにはたらくリスクがあるのであれば、たとえマスコミの方などが物足りなさそうにしたとしても、無理にそんなこと言わなくてもいいのに」

と思います。


あとはスポンサー獲得などに向けてだったり
ファン獲得に向けてだったり、

協力者を募りたい場合などは

「金メダルを目指してます!」

と言った方がいい場合もあるとは思いますが、

あまりそれを公言し過ぎて
ストレスを抱えないようには
気をつけて頂きたいですね。


「公言した方が頑張れる」
とかですと、人によっては
「頑張りたくない」
心理が根底にあるようにも思うので、

そんな中で公言するやり方を
続けていくとメンタルブレイクしないか
心配になります🙁

あるいは定期的に
「金メダルを目指してます!」
と言った方が大衆から興味を持ってもらえるので、
「存在をアピールする」
ためにも大事だったりするのか?と思ったり。


個人的にはメディア対応にしても
「ベストを尽くします!」
ぐらいでいいのでは?と思っておりますが、


心身共に健康的でいけるよう、
いいバランスでやってもらえたらと思います😌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?