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教壇に立つこと(1,2,3月号)

こんにちは マスです
今年もよろしくお願いします

いよいよ年度末ということで成績処理等でバタついた時期が過ぎました
現在進行形の先生方もいらっしゃるかもしれませんが
私は担当授業が次週で最終回になるため 既に成績入力は終了しました

新年度の準備もありますが 学年末の授業を振り返っていきたいと思います!


年度末への皺寄せ


R2年度はコロナ禍があって通常授業ができない状態からのスタートでした
公立校を兼務しているのですが それぞれで違った対応がありました

公立校での非常勤講師が初めてでしたので スタンダードが分かりませんでした
定期考査や成績処理等に加えて 感染症対策や授業の制限等もありました

半数登校で少しずつ授業ができるようにもなりましたが 年間計画は最初から機能せず現職の先生方に伺いながら進行していきました


ただ 現在になってこれまでの皺寄せが来てしまいました


早期に見積もっていなかったことが全ての発端ではありますが
実力テストや学年行事の移動に伴って授業変更が多数ありました

前時までの復習に授業開始10分程度を費やしていたのですが 生徒の記憶や記録は1週間もすると忘れ去られてしまいます
復習を疎かにするわけにもいかず 数分延長することが積み重なった結果
一方の勤務校では進行が遅くなり 標準授業時数には達しているものの教科書を網羅することができませんでした

これまでのnoteの中でも度々ありましたが 話過ぎることも影響しているでしょう
来年度の反省として 復習に費やす時間を授業外で設けることや費やしても10分で終わらせること等の工夫はしていきたいと思います


最後の授業について


今年度最後の授業では”生物”ではなく”Sience”の見方について話そうと思っています

生物基礎の最後の単元は「生態系の保全」

地球温暖化をはじめとする環境問題や人間生活との繋がりを学ぶ内容です
事前に環境問題や生態系に関する幅広い内容を生徒に聞いていました


この他にもメガソーラー発電の設置場所問題やマイクロプラスチック等についても記述がありました
意外と知っていることあるんだな〜 総合の時間にやったのかな〜と思う生徒もいる一方で思い当たることがないという生徒もいました

記述する時間もなかったので仕方ないのですが 大丈夫?と心配になりました
興味関心がないことは悪いことではないけど良いことではないと思うんです
身近に起きていることに興味がないと言われてしまうとこちらとしても困ってしまいますので これまでも社会情勢を把握しておくように指導していましたが伝わっていない生徒もいるようです

そこで 最後の授業については教科書の内容を簡単に終わらせて 全員が環境問題に向き合って黙々と考える時間にしようと思っています

興味関心の違いは仕方ないので自分が考えられることをじっくり考えてもらえれば来年度に繋がるんじゃないかと期待を持ちつつ終えたいと思います


最後に

SARS-Cov-2に翻弄された一年でした
学校において一番影響を受けたのは生徒だと思います

精神面での不安を抱えている生徒がいて 学ぶことに力を入れられないこともあったかもしれません

自分が不安に思っていることと向き合うことは苦しいことでもありますが 感染症に罹ったらどうしようという不安だけでも軽減できればなと思います

そんな話もできればと


最後まで読んでいただきありがとうございました
コメント等いただけますと幸いです


以上 マスでした