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教壇に立つこと(8,9月号)

こんにちは マスです

夏休み以降 教員採用試験の準備等で
ゆったりと振り返る時間がなかったため
遅い更新になってしまいました

受験4回目にして初めて一次試験を通過しての
二次試験だったので全集中してました
(頑張ってどうだったかはまた別の機会に)

では 夏休みや行事を挟んだ8,9月を振り返ります

互見授業〜実践編〜

まず 背景から

受験自治体の教員採用試験では
二次試験で指導案作成と模擬授業があります

単元を指示され 50分間で指導案を作成し
教室で試験官に対して15分間の授業を行います

そのことを教科主任と生物を専門に授業されている先生に
相談したところ授業を見て頂くことになりました

最初は放課後に15分間で授業をする練習をしたのですが
“授業は本来なら50分間なのだから
全体を通して授業した方がいい”

ということで急遽 研究授業の形で見て頂きました

その後の反省では
“構成のメリハリや話し方のメリハリ(抑揚やテンポ)を
つけた方がいい”
“図は描いた方がいい”
などの意見を頂きました

特に構成のメリハリについては授業の中で
教師主導で進める場面生徒主体で活動する場面
設けることを意識すると良いと言われました

先生方には
“難しいよね ただそこを改善できればもっと良くなると思う”
と言われ 私も改善すべきことが明確になったのは収穫でした

互見授業〜見学編〜

授業を見ていただくだけでなく“他の先生方がどんな授業をしているのか”を知りたくて見学もさせて頂きました

率直な感想として
テンポが速く深く掘り下げすぎない
要点を確実に伝えるためのストーリーがある

という印象でした

生徒の学力は高い学校でもあるので
もっと生徒の能力を信じて良い
丁寧さも大事だが繰り返して定着させる方が良いかもしれない
と言われました

理解度が低かったり苦手意識が強い生徒に対しての
授業を考えていたので中位以上の生徒には退屈さ
物足りなさを感じている雰囲気は感じていました

早急に改善しなくてはと思っていたのですが
気づかないフリをしていました

板書計画や考査を優先してしまって
生徒の実態に合わせていませんでした

そこで 生徒のワークの時間を設け 学び合わせることにしました
この時期に話し合いをさせるべきか迷った部分はあるのですが
教え込むようなことばかりでは成長しないこと
昨年度の経験から把握していたためやってみることにしました
(こんなご時世なので上司にも相談しました)

具体的には
単元の途中に問題集の問題(思考中心)を解き
学習内容を振り返らせ 自身の言葉で表現することが
知識の定着には必要だと考え 授業の途中に演習時間を設けました

それまでは漠然と“入試でも聞かれることあるから”という理由で
問題演習をすることはありましたが
授業の途中に設けることはありませんでした

実際にやってみると
生徒のやりとりが見え 誤認していることもわかりました
誤認の原因は私の説明不足なので
私自身の指導方法の改善にも繋がります

まだ数回しか実践はできていませんが
今後も続けていきながら効果を見ていきたいと思います

授業の難しさ

改めて言うまでもないことですが 授業をすることは難しいです

自身の理解が浅い単元の伝授
授業の時間的制約
集団指導と個別指導のバランス
何を教え 何を教えないかの精査

私の力でどうにでもなるのであれば時間を掛けただけ
多少は改善されていくと思いますが
生徒が学ぶ中で苦手や嫌いだと感じてしまったら
学習内容はなかなか頭に入っていかないと思います

生徒が意欲的に授業が受けられるよう
メリハリをどう付けるか
何かツールはないか
生徒の興味は何か

追求していきたいと思います

最後まで読んでいただき ありがとうございます
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マスでした