【40代自閉症女性】ステージ2:ミニマリストになる
《ステージ2》自分の中には思い込みがあることを自覚し、「自分なりの正解を出すにはどうすればいいのか」を体験として知る
今回はなにおれさんの「生きづらい人のためのシリーズ」第2巻を実践した結果をお伝えします。
このステージ2では、ミニマリストを目指して、持っている物を徹底的に手放します。
そして、その過程で考える力を身につけます。
私が手放した物と思い込み6選
シャンプー剤
【思い込み】シャンプー剤で髪を洗うのが当たり前
私はお風呂に入るのが億劫でした。
毎回髪を充分に濡らし、シャンプーを泡立てて洗い、よくすすぐという一連の行動が面倒くさいのです。
湯シャンを始めた最初の頃は髪のベタつきが気になりましたが、次第に慣れていき、お風呂に入るハードルが下がりました。
また、野球選手がビールかけをすると、普通に飲んだ時よりも酔っ払うと聞いたことがあります。
つまり、頭皮は胃袋の内側以上に経皮吸収しているということです。
そう考えると、よく分からない化学物質だらけのシャンプー剤を頭皮につけるのは怖くないですか。
市販の歯磨き粉
【思い込み】フッ素は歯によい
私は中村クリニックさんの記事を読んで、フッ素が毒だと知ってから、フッ素入りの歯磨き粉や洗口液、テフロン加工のフライパンを全て捨てました。
今は食品用の重曹と麻炭パウダーを混ぜたお手製の歯磨き粉を使っています。
重曹は研磨力が強いので、歯ぐきを傷つけないように注意する必要がありますが、口の中がとてもさっぱりします。
そのさっぱり感が快感で、こまめに歯磨きをするようになりました。
解熱剤
【思い込み】高熱が出るのは悪いこと
私と娘は風邪をひくと、アセトアミノフェン(カロナール)をよく処方されていました。
ですが、身体は高熱を出すことで、細菌やウイルスと闘っているという基本的なことを思い出し、一旦在庫を全て捨ててみました。
家中の茶色い段ボール箱
《思い込み》とりあえず段ボール箱に入れて収納する
どこの家にもある茶色い段ボール箱。
大抵外面にでかでかと商品名やメーカー名が書いてあり、その情報が無意識に刺激となって入ってきます。
常時家の中で宣伝されているようなものです。
無料なので気軽に使いがちですが、見た目が貧乏くさいですし、虫の卵の棲み家にもなってしまいます。
そして、中身が見えないので、使われずに永久に忘れ去られる可能性が高まります。
色柄物のカーテン
《思い込み》柄がある方がおしゃれ
広い面積を取るカーテンなどの布ものは、白や薄いグレーの無地の方が部屋が広く、洗練されて見えます。
洗濯物を干すこと
《思い込み》洗濯物は干して乾かす
思い切って洗剤自動投入のドラム式洗濯機に買い替えました。
洗濯物を干す労力と乾かないこと、洗剤のキャップがベタベタになることがストレスだったのです。
今ではボタンを押すだけで乾燥までできるようになりました。
4歳の娘でも自分で洗濯ができます。
干すスペースやハンガー類も要らなくなりました。
自閉症とミニマリスト生活は相性抜群
発達障害やHSP気質の特徴として、外部からの刺激に敏感すぎることが挙げられます。
物や音、色などの情報が多いととても疲れますので、できるだけ刺激の少ない環境を作って安らぐことが重要です。
自閉症の傾向として、具体的なイメージができれば急にできるようになるという点があります。
私も以前は汚部屋で、毎週末が片付けや家事をするだけで潰れていました。
ある日、女性ミニマリストのかぜのたみさんの動画を見て、衝撃を受けました。
女性でもこんなに少ない物で暮らせるんだ!?と。
がらんとした何もない部屋は見ていて気持ちのいいものでした。
私の理想の部屋は雑貨でおしゃれな部屋ではなく、これだったのです。
理想の部屋の具体的なイメージができた私は、急に物を捨てられるようになりました。
もうどれほど捨てたか分からないし、まだまだ多いと感じるけれど、片付けは5分で終わるようになりました。
以前の自分からしたら、信じられません。
片付けや探し物から解放され、疲れにくいミニマリスト生活は、発達障害の人に最適な環境だと強く思います。
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