燃えろいい女

#名前の由来 　という興味深いタグを
見つけたので自己紹介の番外編を。

私の名前は「ナツコ」という。

漢字もあるが画数辞典で仕事運・勝負運に寄せて
あてたと聞いたので、結婚して姓が変わったから
ここでは音のことを書きたい。

（それにしても女の子に仕事運・勝負運を優先
させるなんてなかなかファンキーな親である。
家庭運・結婚運などは極端に低い。）

名前の由来を自覚したのは小学生のときだ。

自分にとって大変センセーショナルな出来事
だったのでよく覚えている。

宿題で「名前の由来を両親に聞いて作文を
書きましょう」というものが出た。
近年においては家庭の事情も色々変わっている
だろうから、こんな宿題はもうないかもしれない。

母親に聞いた。
・子のつく名前がオシャレだと思った
・漢字三文字がオシャレだと思った
エリコだかユリコだか、いくつか候補が
あったことを教えてくれた。
漢字もいくつか候補があったらしい。

「ナツコ」は候補に入っていなかった。

父親がバンっと決めたのが「ナツコ」だ。

由来は、小学生の作文に書くには
少々恥ずかしいものだった。

資生堂の1979年夏のキャンペーン、
「ナツコの夏。」
当時大流行していたツイスターの「燃えろいい女」は
累計売上74万枚のヒット作である。

CMで繰り返し流れた。

燃えろ～ナツコ～♪
燃えろ～いい女～♪

そう。化粧品のCMが印象的で
‟いい女になるように”
私は「ナツコ」になったのだった。

（冬生まれなのだが）

当時、作文には濁して書いた気がするが
いい女になったかは別として
最近は、親世代への自己紹介で大活躍するネタと
なっている。