サンタにアンケート!
我が家の娘はいま24歳なのだけど(1995年の阪神大震災で被災したとき臨月のお腹の中にいたので、来年25歳。ということは来年は阪神大震災から25周年か)、たぶん10歳くらいまでサンタを信じていた。
いまの子はどうなんだろう。
親ががんばって信じさせても、検索使っちゃったり、シリとかアレクサとかOKグーグルとかに訊いちゃうと、すぐバレちゃうからなぁ。
たとえ親がネットを使うことを禁じているとしても、幼稚園や小学校のクラスにひとりくらい「ませガキ」がいる。
そいつが絶対、検索とかで調べて、周りのおぼこい子どもたちの夢を壊しているはずだw
え? ボクの娘も10歳なんてことはなくて、とっくに「サンタの不都合な真実」を知っていたんじゃないかって?
いや、証拠がある。
以下の「アンケート用紙」は、彼女が2004年に書いたものだ。
つまり9歳。
この文面は、完全に信じてるソレだ。
裏写りが激しい写真だけど、まぁ見てみてください。
いま見返しても、本当になごむ。
このアンケートを読むたびに、なんか胸がキュンと温かくなる。
ちょっと「せつない」に近い胸キュン。
人生ってこういう「胸キュン」さえあれば、他には何もいらないんじゃないか、って思う。
仕事のワクワクも、承認欲求のドキドキも、感動のウルウルも、こういう「胸キュン」にはかなわないのではないだろうか。
そして、1年に必ず1回そういう胸キュンを感じさせてくれるために、クリスマスやクリスマス・プレゼントがあるんじゃないか、という気すらする。
子ども相手にしても、恋人相手にしても、家族相手にしても。
ということで、みなさん、メリー・クリスマス。
古めの喫茶店(ただし禁煙)で文章を書くのが好きです。いただいたサポートは美味しいコーヒー代に使わせていただき、ゆっくりと文章を練りたいと思います。ありがとうございます。